東京電力は1号機の「原子炉格納容器圧力異常上昇」により原子力災害対策特別措置法15条に基づく特定事象発生の通報を行った。

(2011年03月12日)

通報時刻は0:49。

3:33
2号機の非常用炉心冷却装置の原子炉隔離時冷却系(RCIC系)ポンプが作動していたことが確認された。

14:00過ぎ
原子力安全・保安院は福島第一原子力発電所の1号機周辺でセシウムが検出され、核燃料の一部が溶け出た可能性があると発表した。

15:36頃
1号炉付近で爆発が発生。白い煙が確認され、東京電力と協力会社の社員が数人負傷した。

19:55
1号機の海水注入について内閣総理大臣が指示を出した。

21:00前
枝野官房長官の記者会見にて、15:36の爆発は水素爆発であるという見解が発表され、原子炉格納容器の損傷もないという見解が発表された。

20:20
1号機への海水注入が開始されたが、22時15分に発生した地震により一時中断された。