生DK、不良達と仲良くなる

(2017年07月)

期末テスト前のシーズンは部活動が休みになることもあり、こっそりプールを使って姫之上に泳ぎを教える舟飛。
そこをちょうど喫煙できるところを探してうろついていた大蓮寺に見つかる。
カナヅチの様子の白虎を鼻で笑う熊は、舟飛と姫之上にできなくても努力することの意義を説かれ、自身が経験したその努力が実を結ばなかった時の絶望を吐露する。

努力をしても身を結ばなかった、ならば努力など。と語る大蓮寺に舟飛はそれを決めるのはまだ早いと一蹴する。
恥ずかしくてもかっこ悪くても、途中で逃げ出しても最後まで向き合ってから努力が無駄だったかどうか考えればいい。それでも無駄だと思うようなら、俺達が笑って労ってやるさ、と。
その時感銘を受けた漫画の受け売りを語る舟飛に、大蓮寺はよろよろとその足でプールを後にする。

後日、昼休みに姫之上ともども大蓮寺に屋上に呼び出された舟飛は、部活を再開したと報告を受ける。
もし三年間、何も成果が出なかったら責任取れんだろうな、と語る熊に舟飛は笑いながらサイゼでもマックでも好きに奢ってやるよと返したのだった。
なおこの時のテスト期間で水泳練習をした成果で白虎は溺れながら5メートル進むことに成功し、体育で初の4を取った。

コメント