メキシコ湾原油流出事故

(2010年04月20日)

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アメリカ合衆国ルイジアナ州のメキシコ湾沖合80kmで操業していた
BP社の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」が爆発し、
海底1,522mへと伸びる深さ5500mの掘削パイプが折れて
海底油田から大量の原油がメキシコ湾全体へと流出した。

原油流出量は
BP社発表によると1日15000キロリットルと推定される。

その後修正され、7月16日までの総流出量は
約78万キロリットル(490万バレル)で、
1989年に4万キロリットルが流出したアラスカ州のタンカー事故
(エクソンバルディーズ号原油流出事故)をはるかに超えた。

この流出量は
1991年の湾岸戦争(150万バレル)に次ぐ規模で、
1979年メキシコのイトスク(海底、45万t、330万バレル)、
1979年アトランティック・エンプレス号(29万t)を
大幅に凌駕している。

被害規模は数百億USドルとされる。

オバマ大統領は3月31日に
原油開発の解禁を演説したばかりである。

1981年から規制の続いているアラスカ沖などの原油開発は
解禁されることになる。

これは医療改革や環境法案という
リベラル寄り法案通過に対するバランスとして出されたもので、
原子力発電拡充に続く政策である。

オバマ大統領は、
米国は(高騰する)輸入原油に頼り、
回復しつつある経済情勢はまだ脆弱であるとし、
環境保護派に現実を直視するように求めていた。

それらの政策に対する大きな打撃となると見られている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2010年メキシコ湾原油流出事故

【相関図】
http://pipeo.jp/users/graph.php/1333

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