ヤマハ発動機が、軍事目的に転用可能なラジコンヘリを、中国に不正輸出。

(2005年12月21日)

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Ⅱ 事件の発覚

福岡,静岡両県警の合同捜査本部は,
2006 年 1 月 23 日に
名古屋税関と合同で,
ヤマハ発動機が 2005 年 12 月 21 日に
農薬散布に使われる無人ヘリコプター(以下,無人ヘリ)
「RMAX Type ⅡG」──軍事目的に転用可能──を
中国に不正に(経済産業省の許可を得ずに)輸出しようとした疑いが強まり,
外国為替及び外国貿易法(外為法)第 48 条第 1 項違反2)(無許可輸出)容疑で,
同社本社など約 20 ヵ所を家宅捜査した。

一方,経済産業省は,同日,
ヤマハ発動機を同法違反容疑で刑事告発した3)。この無
人ヘリは,名古屋税関で,
書類上の不備を理由に輸出を差し止められた4)。

福岡県警は 2005 年 4 月に
ヤマハ発動機と中国企業を仲介する中国人 2人を
不法就労助長容疑で摘発し,
関係先の東京の貿易会社から
無人ヘリ輸出に関する資料が押収されたのが,
今回の事件の端著である5)。

福岡県警は不正輸出の捜査を開始し,
経済産業省は 2005 年 12 月にこの問題でヤマ
ハ発動機本社などを立ち入り検査し,
輸出の実態や管理態勢などについて事情を聴取していた6)。

問題の無人ヘリコプターは,
化学物質や生物兵器などの散布や偵察用な
ど軍事転用が可能とされている。

外為法は
武器や兵器などに軍事転用可能な品目を規定し,
輸出する場合には
経済産業省の許可を義務づけている7)

http://www.kunimoto.co.jp/contents/businessadminist/download2-2/yamaha.pdf

RMAX TypeⅡG

https://www.yamaha-motor.co.jp/ums/heli/rmax.html

ヤマハと米ノースロップ・グラマン、無人ヘリで協業

https://news.yahoo.co.jp/byline/dragoner/20140509-00035146/

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