「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」

(1992年07月23日)

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監督:今川泰宏(谷口吾朗の師匠)。

製作: アミューズビデオ、バンダイビジュアル。おもに角川書店とマルチメディア展開。

父と子の絆という点にドラマ性を持たせている。

サブタイトルの「地球が静止する日」は、
1951年に公開されたアメリカのSF映画、『THE DAY THE EARTH STOOD STILL』の
邦題である『地球の静止する日』から採られている。

横山光輝作品の様々なキャラクターが登場(スター・システム)し、
ドラマを繰り広げる。

しかしながら原案からの敵味方関係の逆転が多く、
元々善の主人公のバビル2世が敵首領「ビッグ・ファイア」になる一方、
逆に敵役ヨミが主人公側トップ「黄帝・ライセ」になったり、
十傑集の中では敵味方が協力する間柄になっていたりする。

NHK BSのBSアニメ夜話で、岡田斗司夫は
本作のジャイアントロボにおける重量感の描写等をあげ
「絵はとにかくすばらしい」「セルアニメの頂点じゃないか」
と絶賛している。

作品自体に対しては、ゆうきまさみの
「これのどこが横山光輝原作なんだあっ!?」
「絵のクオリティがものすごく高いだけに(見てるだけで気持ちいい)
脚本などもっとなんとかならんかったのかと悲しくなってしまう」
というようなものや、前述の番組内で岡田の言う
「プロデューサーと監督に横で謝ってもらわないと見れない」
「もっと単純な、スターウォーズのような善と悪の対立をやればよいものを、

シズマドライブだの原子力の暗黒の歴史だのという、
中学生が書く観念的なSFじみた設定を入れる所が小面憎い」

という痛烈な批判がある。

OVAの発売とほぼ同時期に、角川書店「コミックGENKi」で
水田麻里によりコミカライズ(今川泰宏が直接、脚本を担当)され、
ニュ-タイプ100%コミックス全2巻で刊行された。

角川スニーカー文庫から
山口宏によりノベライズ化もされた(未完のまま絶版)。

「誕生編」が「トラマガ」に掲載されたが、
雑誌休刊のため1話で打ち切りとなった。

秋田書店「チャンピオンRED」2006年9月号から
戸田泰成による『ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日』が連載開始。

キャラクターの原型は『地球が静止する日』を基にしているが、
設定やその他ストーリーなどは大幅に異なる。

テレビゲームでは、『スーパーロボット大戦α』、
『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』および
『スーパーロボット大戦64』に参戦、
2004年にはプレイステーション2用のソフトが発売された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイアントロボ_THE_ANIMATION_-地球が静止する日#.E5.A4.96.E4.BC.9D

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