【フアン・カルロス1世】軍事クーデターを食い止める。

(1981年02月23日)

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1981年2月23日、
国王親政の復活を求めるアルフォンソ・アルマダ・コミン陸軍参謀次長の信任を受けた、
グアルディア・シビル所属のアントニオ・テヘーロ中佐が率いる
約200人の兵士により議会が占拠され、
アドルフォ・スアレス首相ら閣僚と議員350人が
人質に取られるクーデターが発生した(23-Fと呼ばれる)。

しかし国王はこの申し出を拒否し、
直ちに全軍の指揮官に対して
このクーデターに賛同しないよう
呼びかけると同時に、
テレビで国民に平静を呼びかけ、
民主政治の維持を図った。

また、翌24日には
陸軍兵士らも
国王の呼びかけに応じて投降したため、
国民から国王への信頼は不動のものとなった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/フアン・カルロス1世_(スペイン王)

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