天皇陛下が、在位中最後となるハゼの研究論文を発表。

(2019年04月05日)

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ハゼの研究者として
世界的に知られる天皇陛下が、
天皇として
最後の論文を発表されました。

新たな論文は、
陛下と6人の研究者が
共同で執筆したもので、
陛下は
京都の仙洞御所にある池に生息する
ハゼの一種「ヨシノボリ属魚類」が
「ビワヨシノボリ」と「シマヒレヨシノボリ」の
交雑であることを
DNA分析により立証しました。

標本となった魚は、
2013年の京都訪問の際に
陛下が自ら採集されたもので、
野外環境で
「ヨシノボリ属魚類」の交雑が見つかったのは
今回が初めてだということです。

陛下は
ハゼの分類についての研究者として知られ、
皇太子時代から発表してきた論文は
33編目となりますが、
4月30日の退位を前に
天皇として論文を発表されるのは
今回が最後となります。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190405-00000092-jnn-soci

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