自宅療養をしていた57歳男性が、夜になって急死。(死後に感染を確認)

(2020年05月02日)

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東京・港区のマンションで、

発熱があり自宅療養していた50代の男性が
死亡しているのが見つかり、

その後の検査で
新型コロナウイルスに感染していたことが
関係者への取材でわかりました。

発熱から9日後のことで、

朝、
妻が仕事に出かける際に
異変はみられませんでしたが、

夜、
帰宅すると
死亡していて、

専門家は

一定期間は
症状が急変しないか
警戒が必要だ

としています。

先月15日、
東京・港区のマンションで、
57歳の会社員の男性が死亡しているのが見つかり、

その後の検査で
新型コロナウイルスに感染していたことが
関係者への取材でわかりました。

男性は
9日前の先月6日から
発熱などがあり、

自宅療養していたということで、

この日は朝、
妻が仕事に出かける際は
男性は会話ができる状態で
異変はみられませんでしたが、

夜、
妻が帰宅すると
男性は布団の上で
死亡していた
ということです。

都内では
自宅や路上で容体が急変して死亡したあと、
感染が判明したケースが11件確認されていて、

このうち7件は
発熱後、
1週間から12日たって
死亡していました。

感染症対策に詳しい
北海道医療大学の塚本容子教授は

「新型コロナウイルスは
1週目で改善している感じがしても、
2週目で急に症状が悪化するということは
海外では報告されているので、
改善したかなと思っても注意が必要だ」

として、

一定期間は
症状が急変しないか
警戒してほしい

と指摘しています。

そのうえで、

「『きょうは
きのうと比べて
体調がどうなのか』

とか

『発熱がないか』、
『元気がない』、
『様子がおかしい』

という時は
すぐに対応してほしい。

『いつもと比べて
様子がおかしい』

などと、

周囲が観察することが
大事だと思う」

と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200502/k10012415441000.html

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