仲卸業者の「滝治」が、破産を申請。(豊洲市場で初の倒産)

(2019年07月24日)

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(有)滝治
(TDB企業コード:985592042、
資本金300万円、
東京都江東区豊洲6-5-1、代表村上初正氏)は、
7月24日に
東京地裁へ自己破産を申請し、
7月26日に
同地裁より保全管理命令を受けた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190808-00010001-teikokudb-bus_all
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豊洲市場の仲卸業者で構成される
東京魚市場卸協同組合によると

「豊洲に移転した水産仲卸業者の
債務整理は
初めてのケース」

という。

(有)滝治は
かまぼこなどの練製品を中心に
水産加工食品を取り扱う仲卸業者。

40年以上の業歴を誇る老舗企業で、
旧築地市場で
仲卸業者として展開してきたが、
2018年10月に
豊洲市場へ移転した。

しかし、取り扱う商品に独自性を出せず、
売上が伸び悩んでいた。

他社との差別化を図るべく
低価格での販売も進めたが、
利益は低水準で推移。

ここにきて
資金繰りも限界に達し、
今回の措置となった。

関連の(株)滝治は
築地場外にオープンした商業施設「築地魚河岸」で
水産加工食品の販売を手掛けていた。

観光客や一般客向けにも販売していたが、
売上は伸び悩み、
出店資金の費用負担も嵩むなか
投資回収が進まず、
(有)滝治に連鎖した。

https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20190702_02.html
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