【鍾南山】「肺に大量の粘液がたまることで、粘り気が非常に強いため呼吸が苦しくなる。」

(2020年02月18日)

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中国政府の現地調査チームのリーダー・鍾南山医師は

新型コロナウイルスによる肺炎について、

肺に大量の粘液がたまる

などの特徴を明らかにしました。

鍾医師は
18日の会見で、

新型肺炎で死亡した患者を解剖したところ、
肺の症状が
SARS(重症急性呼吸器症候群)の患者とは違う点がある

としました。

まず、SARSは

肺が硬くなって呼吸がしづらくなる
「肺の線維化」が見られましたが、
今回は重い線維化の症状があまりない

ということです。

一方で、今回の肺炎の特徴は

肺に大量の粘液がたまることで、
粘り気が非常に強いため
呼吸が苦しくなる

ということです。

さらに、

肺の内部の炎症が
極めてひどい

としています。

また、
便の中のウイルスが空気中に漂い、
エアロゾル感染が起きる可能性も指摘しました。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200219-00000001-ann-int
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「飛沫」が乾燥して「空気感染」(矢野邦夫・浜松医療センター副委員長)

飛沫核は大変軽いので
長距離の空間を
空気流に乗って移動することができます。

飛沫核に病原体が載って運ばれると
2メートル以上の距離があっても感染します。

5メートルでも10メートルでも感染しうる
ということになります。

これを空気感染といいます。

https://www.tepika.net/column/vol41.html
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