【大紀元】武漢市の火葬場、「1日116人の遺体を焼却」6割が自宅で死亡。

(2020年02月08日)

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新型コロナウイルスによる肺炎の
感染者・死者の人数をめぐって、
中国政府の発表を
疑問視する声が後を絶たない。

大紀元は2月4日、
湖北省の
複数の火葬場を取材したところ、
火葬場の処理量は
平常時の4倍から5倍だという。

電話取材を受けた
ある火葬場の幹部によると、
旧正月に入る前から無休で働いており、
「身も心も持たない」ほど忙しい
と述べた。

「昨日(3日)
127人の遺体が運ばれてきた。

116人を火葬した。

死亡証明書の『死因』に
『新型肺炎』と書いてあるのは8件、
『新型肺炎の疑い』が48件だった」

同幹部の話によると、
今までは朝6時から火葬に入り、
昼ごろに作業は終了していた。

今は火葬炉が1日中、稼働している。

この火葬場に
18台の火葬炉があるが、
正常に稼働しているのは11台。

1人の遺体の焼却時間は
50分ほどだという。

また、遺体搬送車が不足しているため、
輸送能力が限られている。

今まで
1台の車に1人の遺体を積んでいたが、
今は
2人を積んでいる。

それでも間に合わないため、
バンの椅子を撤去し、
7、8人を運搬している。

この火葬場には
9台の遺体搬送車がある。

「今、運んできた遺体の数と処理量は、
通常の4倍から5倍だ」

と同幹部は言う。

武漢市の新洲火葬場も取材した。

取材に応じた職員は
9台の火葬炉が
24時間稼働していると答えた。

漢口火葬場は、
20台の火葬炉が
絶え間なく稼働していると
大紀元の取材に答えた。

武漢市には現在、
8カ所の火葬場がある。

冒頭の火葬場幹部によると、
多くの遺体は
病院からではなく、
死亡者の自宅から運ばれてきたという。

「ちょっと計算してみたところ、
38%が病院から、
61%が自宅から運ばれてきた」

中国当局は
新型肺炎感染患者の
遺体取り扱いに関する通達で、
自宅で死亡し
死因がはっきりしない場合、
感染者と接触した経歴があれば、
一律に「感染疑い」として
処理するよう指示している。

中国政府が発表した死者数は、
感染を確定した患者の死亡者数であり、
感染疑いのままで死亡した人を含んでいない。

https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51563.html

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