中国政府系の研究機関が、感染源はコウモリの可能性があると発表。(遺伝子の96%が一致)

(2020年01月30日)

animal_koumori.png

新型コロナウイルスについて中国の衛生当局は、
武漢市での感染者の死亡率が
5.5%に上ったことを明らかにしました。

また、ウイルスの感染源が
コウモリである可能性も指摘されています。

中国政府の衛生当局の専門家は
現地メディアの取材に応じ、
武漢での感染者の死亡率が
5.5%であると説明しました。

中国本土での平均の死亡率2%に比べ、
圧倒的に高い数字となります。

専門家は
武漢の医療機関の態勢を
改善すべきだと指摘しています。

また、中国政府系の研究機関は30日、
ウイルスの感染源は
コウモリの可能性があることを明らかにしました。

新型コロナウイルスと
コウモリから検出されたウイルスの
遺伝子の配列を比較したところ、
96%の割合で一致したということです。

一方、真実に近いというのは
コウモリの部分だ。

皮肉なことに、
新型コロナウイルスの発生源について
いち早く、1月23日に言及したのは、
「生物兵器説」の犯人として名指しされた
武漢市の「中国科学院武漢病毒研究所」。

所属する女性医師の石正麗博士らのチームが
コウモリ起源説の草稿論文を発表したのだ。

この博士は、
SARSの起源がコウモリに遡ることを
遺伝子情報などで突き止めた御仁。

その後も
コウモリとウイルスの関係を確かめようと、
何年も周辺の洞窟を歩き、
コウモリの糞を採取しては
ウイルスの有無を調べる研究を続け、
2017年には
人間への感染は未確認の
別の新型コロナウイルスまで発見しているのだ。

その博士が発表した今回の論文でも
この別のコロナウイルスが登場する。

新型コロナウイルスの遺伝子情報は
SARSウイルスとの類似性は
79.5パーセントに過ぎないが、
この別のコロナウイルスとは
96パーセント一致するというのだ。

それをもって石博士らのチームは
新型コロナウイルスが
コウモリ由来だったと推論する。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/【飛び交う陰謀論】新型コロナウイルス発生源は中国ウイルス研究所?/ar-BBZxHCJ

コメント