【山東省】隔離を解かれた男性が、10日後に発症。

(2020年02月14日)

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の
確定患者と接触があったため、
隔離された状態で
医学観察を受けていた男性が、

症状が出なかったため
観察を解除されたものの、

解除10日後に
発症していたことが分かった。

中国・山東省の
地元衛生当局が発表した。

山東省日照市の衛生当局が発表した内容によると、

発症したのは
同市に住む42歳の男性。

発端は
男性の親戚が
新型コロナウイルスによる
肺炎の確定患者となったこと。

当局が調べたところ、
男性が1月20日に
家族とともに
この親戚と接触していたことがわかり、
隔離のうえ
医学観察となることが決まった。

男性は
期間中に感染症の症状を見せず、
検査の結果も陰性だったことから
2月4日に隔離が解除された。

しかし10日後の2月14日に
咳や発熱を訴え、
地元の病院を受診したところ、
新型コロナウイルスによる感染症であることが確定。

妻と2人の子どもも
無症状感染者だった。

地元当局は
この家族と濃厚接触のあった人の検査と、
隔離したうえでの医学観察を実施する方針。

新型コロナウイルスの潜伏期間については、
WHO(世界保健機関)は
1日から12.5日と推計していて、

健康状態の観察も
14日間を推奨している。

一方で、
中国保健当局の専門家チームのトップを務める
鐘南山(しょう・なんざん)医師は、

潜伏期間が24日間に及ぶ例があったと言及。

しかし、のちになって
このケースは1099例のうちの1つでしかなく

「たった1つの例から、
最長潜伏期間を決めるのは
あまり科学的ではない」

と釈明している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00010001-huffpost-int

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