政府チャーター機の第4便が帰国し、12名が入院。

(2020年02月07日)

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7日に
政府のチャーター機4便で帰国した198人のうち、
日本人9人を含む12人が
体調不良などで
入院したことが分かりました。

厚生労働省によりますと、
7日に中国・武漢から政府のチャーター便で日本人118人のほか、
日本人の配偶者などの中国人が78人、
それに台湾からの2人の
合わせて198人が帰国しました。

帰国者については
全員が新型コロナウイルスの検査を受けていて、
結果は数日中に出る見通しです。

このうち日本人9人と
中国人3人の
合わせて12人が
体調不良などを訴え、
医療機関に入院しました。

残りの186人については
全員が政府の用意した埼玉県内の施設に
12日と半日の間、滞在し、
毎日体温を測るなどして
健康状態を経過観察することになっています。

このほか、先月30日にチャーター機2便で帰国し、
症状が出ていない状態で感染が確認された50代の男性に
発熱の症状が出たことが分かりました。

新型コロナウイルスの
感染が拡大する中国・湖北省からの
帰国希望者らを乗せた4便目のチャーター機が
羽田空港に到着しました。

今回のチャーター機では、
新型コロナウイルスの感染の拡大が深刻化している
武漢市のある湖北省から
198人が帰国しました。

このうち51人は
6歳以下の子どもだということです。

飛行機から
子どもの手を引いて
降りてくる人たちの姿も目立ちました。

また、
政府がこれまで派遣したチャーター機では
日本人の帰国しか認められていませんでしたが、
今回は日本国籍の119人のほか、
中国が77人、台湾の2人が搭乗しました。

帰国した人たちは
この後に詳しい検査を受け、
埼玉県の施設に滞在することになっています。

関係者によりますと、
4人が体調不良を訴えている
ということです。

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