【中国】武漢ウイルス研究所が、BSL-4施設を稼働開始。(アジア初)

(2018年01月)

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武漢には2018年1月から、
当時では中国唯一のバイオセーフティレベル4(BSL-4)実験室が稼働しているため、
実験中のウイルスが何らかの理由で外に漏れたのではないかという噂まで流れた

https://www.rcaid.jp/news/essay026.html

■どのような施設なのか?

同研究所は
中国典型培養物保蔵センターの所在地。

公式ウェブサイトによると、
同センターは
アジア最大のウイルス保管施設で、
1500株以上を保管している。

同研究所では2015年、
病原体レベル4(P4)を扱える
最高水準の安全性を確保した実験室が完成し、
2018年に稼働を開始。

P4は
人から人への感染の危険性が高いウイルスを指し、
エボラウイルスなどが含まれる。

P4実験室の建設に当たっては、
仏バイオ企業の創業者
アラン・メリュー氏が顧問を務めた。

同研究所では
病原体レベル3(P3)実験室も
2012年に稼働を開始している。

AFP記者が最近、
同研究所を訪れたところ、
内部に人の動きはみられなかった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=20200420039977a&g=afp

中国は2018年、
湖北省武漢市に
初のBSL-4施設を開設している。

すなわち、
日本が自国の施設をBSL-4に格上げしたのは、
この領域における中国の展開によってもたらされる
地域的な脅威を認識しての対応
という可能性もある。

(中略)

この2年で研究者たちによって
エボラやインフルエンザに関連する
多数のウイルスが
動物の体内から発見されてきた。

なかには中国に生息するコウモリや
東シナ海の魚なども含まれる。

https://wired.jp/2019/12/10/japan-imports-ebola-olympic-games/
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この研究所は
日本を含め世界でも100に満たない
最高レベルの安全管理基準である
BSL-4(生物学的安全レベル4)に準拠した施設。

フランスの技術が導入され、
米国の研究所とも深い連携を結び、
ウイルスが逃げないよう
空調など万全の施設を整えている
とされるのが武漢市の研究所だ。

気になるのは、
この研究所に対する警告を
米国の分子生物学者が
2017年の時点で
英科学誌ネイチャーの記事で発していることだ。

この学者によると、
研究所の発足前に
中国ではSARSウイルスが
別の施設から何度も漏洩したことがあるといい、
別の学者も
「透明性こそが研究所の基礎」として
閉鎖的な中国での運用を
危惧する意見を表明していた。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/【飛び交う陰謀論】新型コロナウイルス発生源は中国ウイルス研究所?/ar-BBZxHCJ
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