【女性自身】急増する“コロナ合併症”による突然死。心不全や脳梗塞併発も。

(2020年05月14日)

body_naizou_bad.png

すでに日本国内でも
600人以上の命を奪った
新型コロナウイルス。

発表されている死亡者の情報を調査すると、
発症してから死亡までの日数では

発症してから
2~3週以内に死亡するケースが
最も多かった。

しかし、
ここで注意すべきなのは、

死亡後に
コロナだと判明したケースだ。

同様の死亡例が
徐々に増えているという。

「4月上旬に
都内の路上で倒れていた60代男性は、
病院に運ばれた後に亡くなりました。

救急隊員に
『胸が痛い』と話していたことから、
死後にPCR検査を行ったところ、
コロナに感染していることがわかりました。

微熱で自宅療養中に、
突然急変して亡くなったケースもありました。

さらに
全国の警察が
変死事案として取り扱った遺体を
PCR検査したところ、
コロナウイルスに感染していた事例がありました。

このように前触れもなく、
コロナで亡くなってしまう人が
増えているんです」(医療ジャーナリスト)

こうした突然死には、
肺炎以外の死因が大きく関わっている。

ある大学病院の
感染部門で働く看護師は
こう語る。

「最近、
コロナ感染後に
心不全や脳梗塞を発症した患者さんが増えています。

重篤化した人が
回復するケースもまれにありますが、

心不全や脳梗塞を併発し、
重症化して助かるケースは
非常に珍しいと言っていいでしょう」

急増する
“コロナ合併症”による突然死。

その一因となるのが、
「血栓」だという。

半蔵門病院顧問で、
日本心臓病学会の
初代理事長を務めたこともある
坂本二哉医師は言う。

「自宅待機中や
病院に搬送される途中で
急に亡くなったケースは
明らかに血栓が関係していると思います。

コロナウイルスによって
血管がダメージを受け、

全身の血管で
血栓ができやすくなったりする
DIC(播種性血管内凝固症候群)が
発生しているのでしょう。

数多くの人は
コロナの死因が
肺にあると思っているでしょうが、
心筋梗塞や脳梗塞なども
起こしうるのです」

パークサイド脳神経外科クリニックの
近藤新院長もこう指摘する。

「肺炎が起こると、
炎症している箇所に
体の水分が集中します。

その結果、
体内のその他の部位の水分が減少し、
血液がドロドロになることで
血栓が発生しやすくなります。

また、
どんな病気でも
DICは起こりうるんですが、

コロナは
炎症発生面積が大きいので
重症化した肺炎の方は
ほぼ助からないでしょう」

https://jisin.jp/domestic/1858543/

コメント