【インド】制限緩和の中、感染者数が急増し、8万5,000人を突破。(アジア最多。死者は2,752人)

(2020年05月16日)

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インドで
新型コロナウイルスへの
感染が確認された人は
8万5000人を上回り、

中国を抜いて
アジアで
最も多くなりました。

インドでは
感染拡大が続く中、

政府が
経済への影響を考慮して
外出制限を段階的に緩和していて、

感染に歯止めがかからない状況が
長く続くことへの懸念が出ています。

インド政府によりますと、
新型コロナウイルスへの感染が確認された人は
16日午前までの24時間で3970人にのぼり、

感染者は8万5940人、
死者は2752人になり、

感染者の数は
中国を抜いて
アジアで最も多くなりました。

インドでは
3月下旬から
全土で厳しい外出制限を続けてきましたが、

この1週間ほどは
1日に4000人前後の感染者が確認されるなど
感染拡大に歯止めがかかっていません。

特に最大の商業都市ムンバイのある
西部マハラシュトラ州は、

感染者数の3分の1を占め、
病床がひっ迫しつつあり、

急きょ
臨時の隔離施設の建設が進められています。

その一方で、
長引く外出制限によって
大量の失業者が出るなど
経済に深刻な影響が出ていることから、

インド政府は4月下旬以降、
感染者数の規模に応じて
地域ごとに制限を
段階的に緩和しています。

今月12日に
テレビ演説を行ったモディ首相は
経済の回復を強調し、

18日からは
一段と緩和を進める方針を示していますが、

人と人の接触や
移動が増えることで、
感染拡大に歯止めがかからない状況が
長く続くことへの懸念が出ています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200516/k10012433141000.html

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