【京都府】ウィルスとの共存社会を迎えるとして、休業要請の大半を解除。

(2020年05月23日)

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京都府は、

政府が
関西2府1県の
緊急事態宣言解除を決定したことを受けて、

23日午前0時に
休業要請の大半を
解除することを決めました。

ただ
夜の接待を伴う飲食店や
ライブハウスなどは
解除を見送り、

大学についても
来週、改めて判断することにしています。

緊急事態宣言について、
政府は、
大阪、京都、兵庫の関西2府1県で
解除することを
正式に決定しました。

京都府は
21日午後6時半から
対策本部会議を開き、

一部の施設などに継続している
休業要請の大半を
23日午前0時から
解除することを決めました。

休業要請を解除するのは、
床面積の合計が1000平方メートルを超える遊興施設、
運動施設、遊技施設、集会・展示施設などです。

また、
営業時間を夜10時まで、
酒類の提供時間を夜9時までとしている
居酒屋を含む飲食店については、

営業の自粛要請を
すべて解除します。

ただ、
休業を要請している施設のうち、
クラスターと呼ばれる感染者の集団が発生した
施設や類似の施設として、
夜の接待を伴う飲食店や、
ライブハウス、スポーツジムなどについては
解除を見送り、
休業の協力を求めます。

また、京都府では
大学でもクラスターが発生したことから
大阪や兵庫と異なり休業要請が続いていますが、

再開すると
都道府県を越えた
学生の移動が予想されるとして、
今回は解除を見送り、

感染拡大防止の
マニュアル作成を各大学に求めたうえで、
来週改めて判断することにしています。

首都圏の1都3県と
北海道での緊急事態宣言は続くため
京都府は都道府県を越えた移動の自粛のほか、
一定規模を超える催しについても
引き続き自粛を求めることにしています。

会議の中で
西脇知事は

「全国では
引き続き緊急事態宣言が
継続しているところがある。

新型コロナウイルスは
なくなったわけではなく、
身近に存在していることから、

引き続き緊張感をもって
対策に取り組んでほしい」

と述べました。

京都 西脇知事「慎重な行動が必要」

京都府の対策本部会議のあとに開かれた記者会見で
西脇知事は

「これからは
新型コロナウイルスと共存する
“withコロナ社会”を迎える。

ウイルスとうまくつきあいながら
社会経済を取り戻すため、
宣言が解除された後も
慎重な行動が必要だ」

と述べました。

そのうえで
求められる行動について

「行動そのものを自粛するのではなく、
不要不急の府県をまたぐ移動や
人の密集などを避けて、
警戒を怠らないことが必要だ。

自分が感染しない、
人に感染させない取り組みを徹底するよう
引き続きのご協力をお願いしたい」

と呼びかけました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200521/k10012439791000.html

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