【経団連】派遣労働者の雇用維持を、会員企業に要請。

(2020年05月29日)

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新型コロナウイルスの感染拡大で雇用環境が厳しさを増すなか、経団連は派遣労働者を受け入れている会員企業に対し、可能なかぎり契約を更新して雇用の維持に努めるよう要請しました。

これは、今月末に派遣契約を更新するかどうか判断する企業が多いとみられるなか、厚生労働省の要請に基づいて経団連が会員企業に通知したものです。

それによりますと、派遣労働者を受け入れている企業は可能なかぎり契約を更新するよう求めています。

また、やむをえず契約を解除する場合には、関連企業などを含めて新たな就業機会の確保を図るとともに、社員寮などに入っている派遣労働者に対しては、次の就職活動に支障が生じないよう一定期間の入居を認めるなど離職者の生活に十分配慮するよう求めています。

厚生労働省によりますと、感染拡大に伴い勤め先の経営が悪化して解雇や雇い止めにあった人は、見込みも含めて全国で1万人を超えているということです。

経団連は「厳しい経済状況は今後も続くとみられるが、会員企業には派遣労働者を含めた雇用の継続に努めてほしい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200529/k10012449391000.html

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