【藤原工業】「同一の穴の写真と思われる」と回答。

(2019年01月24日)

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森友学園(大阪市)への国有地売却問題で、
地下のごみの状況を調べて
国への報告書を作成した業者の回答書が4日、
参院予算委員会の理事懇談会で示された。

報告書にある複数の穴の写真の一部は
同じ穴を写したものではないか

と野党が追及していたことについて、
業者は回答書で

「写真の引用を誤った」

と認めた。

国会から指摘を受けた国土交通省が
問い合わせていた。

回答したのは、
学園側の施工業者「藤原工業」(大阪府吹田市)。

文書は1月24日付で、
弁護士を通じて
30日に国交省大阪航空局に送られた。

回答書では、
同社が2016年4月に作成した報告書で
別々の穴のものとして使った写真について

「同一の穴の写真と思われる」

「対象とする写真の選定を間違えた」

と説明した。

同社には1月17日、
野党の国会議員らが訪問し、
聞き取り調査を行った。

野党議員はその後の会見で、
同社が報告書の写真について

「ごみの深さを意識して撮影していない」

と語ったなどと説明。

野党議員は

「値引きの根拠は崩れた」

と主張したが、
同社は回答書で

「発言内容が正確に引用されていない」

「当初の写真撮影時は
深さを意識していなかったが、
報告書作成時は意識していた」

と反論した。

https://www.asahi.com/articles/ASM246CR1M24UTIL03F.html
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森友学園への国有地売却をめぐって、
立憲民主党と共産党の国会議員は先月、
ごみが埋まっていた現場を試掘し、
報告書を作成した工事業者から
説明を受けました。

そして、説明を聞いた両党の議員は、
野党側のヒアリングで、

「工事業者は
『報告書は若い社員がいいかげんに作ったもので、
深さを意識して作ったものではない』
などと話していた」

と述べました。

これに関連して、
工事業者が
参議院予算委員会の理事懇談会の求めに応じて
弁護士を通じて回答した資料が4日、提出され、
この中で工事業者は

「私の説明した発言内容が
正確に引用されておらず、
発言の一部のみを引用し、
都合よく発言内容を合体したため、
全く異なる意味内容となっている」

などと反論しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190204/k10011803351000.html
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その中で藤原工業から

「いい加減にやった」

「同じ穴だと思う」

という重大発言が飛び出した。

この17日の事業者の発言について
報道しなかったNHKは、
藤原工業が後日(2月4日)発表した
野党を批判する回答書について

「森友学園問題
立民・共産の議員の発言に
工事業者が反論」

と大きく取り上げた。

筆者が確認する限り、
NHKはこれまで
写真偽装問題を取り上げたことはなかったが、
今回は事業者の回答書を鵜呑みにして
野党を批判した格好になる。

https://biz-journal.jp/2019/02/post_26757.html
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