【安倍内閣】令和2年度の税収を、過去最高の63.5兆円と想定。 (消費税が初めて最大税目となる)

(2019年12月20日)

money_choubo.png

政府の
2020年度当初予算案の税収は
63兆5130億円を見込み、
税収見通しを下方修正した19年度補正予算と比べて
3兆3330億円増える。

当初予算としては
1992年度の
62兆5040億円を超えて
過去最高となる。

消費税の増税による増収効果が本格化することに加え、
20年度の経済見通しで
実質国内総生産(GDP)の伸び率を
1.4%と見込んだことで、
強気の想定となった。

20年度の当初予算案では、
税収の柱となる
所得税・消費税・法人税の「基幹3税」で
首位の交代が起きる。

所得税に代わって
消費税が初めて
最大の税目になる。

税目別の税収をみると
消費税は21兆7190億円で、
消費増税の効果で
19年度補正予算比で
2兆6570億円増える。

所得税は19兆5290億円で、
給与所得の増加などを背景に
4650億円増える。

法人税は12兆650億円で、
年明け以降の輸出の回復を見込んで
3500億円増えるとした。

いずれも強気の想定といえ、
年明け以降の世界景気の動向次第では
19年度に続いて
税収の見通しが下振れするリスクも残る。

19年度の当初予算は
税収を62兆4950億円と見込んでいたが、
米中貿易摩擦の影響などで
法人税収に急ブレーキがかかり、
補正予算で
60兆1800億円に下方修正した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53591910Q9A221C1EAF000/

コメント