今村文彦教授が出廷し、事故前の助言について証言。

(2018年06月12日)

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福島第一原発事故を巡る東京電力の旧経営陣の裁判で、
津波対策の専門家が事故前に東電に対し、
巨大地震の予測は
「無視できない重要な知見」と
助言していたことが分かりました。

東電の元会長・勝俣恒久被告(78)ら3人は、
第一原発が津波で浸水し、
爆発する可能性を予見できたのに対策を怠り、
死傷者を出した罪に問われています。

12日の裁判には、
津波対策の専門家の今村文彦東北大学教授が出廷し、
国の専門機関が巨大地震を予測した「長期評価」について、
2008年に東電の担当者に対して
「無視できない重要な知見だと助言した」
と明かしました。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000129431.html

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