西ドイツが、季節労働者の募集協定をイタリアと締結。

(1955年12月)

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50年代に最初にやって来た外国人労働者は,
イタリアからの季節労働者(Saisonarbeiter)であった。

彼らは主として
南ドイツで農業や造園業で働いていた。

1955年12月に,
労働者の募集協定(Anwerbeabkommen)が
イタリアとの問で結ばれたが,
この時期の募集数は年間10,000人程度で,
しかも大部分が季節労働者であったために,
雇用政策上の特別な意義をもつまでには至っていなかった。

むしろ経済復興に要求された労働力需要に応えたのは,
ソ連占領地区,つまり東ドイツからの移民や亡命者であった。

1958年から1961年にかけて
およそ90万人が西ドイッへ流れ込んだといわれている。

雇用機会の飛躍的増大が
これらの流入者を
円滑に吸収していった。

http://petit.lib.yamaguchi-u.ac.jp/G0000006y2j2/file/8656/20120312190243/C050037000508.pdf

https://de.wikipedia.org/wiki/Anwerbeabkommen

・第1期__初期の季節労働者の時代(1950年~1960年)
・第2期__ガストアルバイター(Gastarbeiter.出稼ぎ労働者)出現の時代(1961年~1967年)
・第3期__ガストアルバイター・ブーム(1968年~1973年)
・第4期__ガストアルバイターから外国人労働者(auslandische Arbeit-nehmer)へ(1974年~1977年)
・第5期__ドイッ人と外国人の紛争(1978年以降)

http://petit.lib.yamaguchi-u.ac.jp/G0000006y2j2/file/8656/20120312190243/C050037000508.pdf

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