【新社会党】「外国人労働者の受入れ 人権保障の体制が急務だ」

(2018年08月28日)

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劣悪!な労働条件
厚労省が6月20日公表した
「外国人技能実習生の実習実施者に対する平成29年の監督指導、送検等の状況」
によると、
労働基準関係法令違反が認められた実習実施者は、
5966事業場のうち
4226=70・8%に上る。

主な違反事項は、
労働時間26・2%、
安全基準19・7%、
割増賃金の支払い15・8%。

技能実習制度は、
開発途上地域への技能の移転を図り、
経済発展を担う「人づくり」に協力する国際貢献
と謳われているが、
安上がり労働者として酷使されている。

権利保障が課題だ

政府は、秋の臨時国会に入国管理法改正案を提出し、
入国管理局を入国管理庁に格上げする方針だ。

だが、「移民は認めない」と言いながら、
若い外国人労働者を
5年間(更新で10年も可能)搾取・使い捨てにする危険性が高い。

外国人労働者の人権保障体制の整備こそ、
求められているのである。

http://www.sinsyakai.or.jp/sinsyakai/archive/01_michishirube-japanese/2018/180828.html

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