ベトナム人技能実習生が、実習計画になかった除染をやらされたとして会社を提訴。

(2019年09月04日)

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技能実習生だったベトナム人3人が

実習の計画になかった
福島第一原発の事故に伴う除染作業をさせられた

として、
福島県郡山市の建設会社を相手取って
裁判を起こしました。

訴状によりますと、
技能実習生として来日していた
20代から30代のベトナム人の男性3人は

2015年8月から
郡山市の建設会社で
鉄筋の組み立てなどを学ぶために
働いていました。

しかし、
実際には実習の計画にはなかった
原発事故によって汚染された土などを取り除く
除染作業をさせられていたということです。

3人はすでに帰国していますが、
労働組合や弁護士の支援を受け、
合わせて1230万円の損害賠償を求めて
福島地裁郡山支部に裁判を起こしました。

この建設会社はANNの取材に対し、
「代表者が不在なので答えられない」
としています。

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