【小渕内閣】「改正著作権法」が成立。(コピープロテクトの解除を規制)

(1999年06月15日)

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https://ja.wikipedia.org/wiki/小渕内閣_(第1次改造)

4 技術的保護手段の回避による私的複製の除外(平成11年)

複製を制限する技術を施して流通している著作物等が、
回避装置や回避ソフトを使用して
自由に複製されている実態を踏まえ、
このような利用は
著作物等の流通秩序に
大きな影響を与えると考えられることから、
技術的保護手段(注1)を回避して行う複製について、
回避の事実を知っている場合は
第30条の適用範囲から除外すること
とされた(第30条第1項第2号)。

(注1) 著作権法第2条第1項第20号に定義されており、
電磁的方法により、著作権等を侵害する行為を防止
又は抑止する手段であって、
著作物等の利用に際し、
機器が特定の反応をする信号を
著作物等の音若しくは影像とともに
記録媒体に記録又は送信する方式によるものをいう。

ただし、権利者の意思に基づくことなく
用いられているものを除く。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/010/07101103/004/002.htm
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平成11年10月1日施行 著作権法の一部を改正する法律(平成11年法律第77号)本則の一部

改正附則 新旧対照表 改正規定

第30条(第1項改、第1項第1号加、第1項第2号加)

http://nomenclator.la.coocan.jp/ip/csup/rev/c.htm#r020
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12. 著作権法の一部を改正する法律案 (第145回国会 閣法 114号) (提出者: 内閣) (平成11年 法律 77号)

http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/searchBill.do
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145衆議院/本会議 平11.6.158採決

http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/viewShingi.do?i=114501114
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