日経平均が、下げ幅10%を超す大暴落となり、3年4カ月ぶりに1万7,000円を割り込む。

(2020年03月13日)

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13日の東京株式市場は
世界的な株安の流れを受けて
日経平均株価が
3年4カ月ぶりに1万7000円を割り込み、
下げ幅が10%を超す暴落となりました。

(経済部・平元真太郎記者報告)

ヨーロッパからアメリカへの入国を制限するという
新型コロナ対策の劇薬が
株式市場にはトランプショックとなり、
底が抜けた状態です。

12日、
アメリカのダウ平均株価は2300ドルを超え、
史上最大の下げ幅をまた更新しました。

この流れを受けた東京市場も
暴落の域に達しています。

投資家:

「これがいつまで続くのか不安。

お金を使うこと自体、非常にためらっちゃう」

日経平均株価、
午前は12日より1478円安い
1万7081円で取引を終えています。

この下げ幅は
1990年のバブル期以来です。

株のディーラー:

「買っちゃおうか。

もうこんなに下がっているんだ。

買っちゃえ」

連日の下落に
そろそろ反発するという見方もある一方で、
ベテランの市場関係者でも
こんな乱高下は経験したことがない
と語る相場となっています。

各国の政府や当局が動きを見せても
株式市場のパニックは
止まらない状態となっています。

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