(株)泉佐野コスモポリスが特別清算。(大阪三大破綻「三セク」の一つ)

(1999年10月06日)

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泉佐野コスモポリスは、
もともと関西財界・大銀行が
大阪府を巻き込んで

自然豊かな丘陵地を削り、
関空のインパクトを利用して
ハイテク企業を誘致する

として計画されたものです。

事業は
用地の買収だけで破たんし、
府はその時点で
101億1千万円の
府費を投入していました。

今回
用地を引き取るとして
156億円を投入します。

結局、破たん処理で
257億円をつぎ込むことになります。

これらの府が投入した府費は、
そのほとんどが
銀行の負担軽減に回されました。

りんくうゲートタワービル破たんでも
約300億円の府費が使われました。

これらの無駄遣いの失政が、
日本共産党以外の
「オール与党」の体制で
進められてきたのです。

府はこれらの失敗を反省せず、
現在も、水と緑の健康都市事業に
790億円もの府費を使って
開発を進めています。

http://www.jcp-osakahugikai.com/katudou/2006/2006-1/20060114w.html

バブル経済崩壊後の
社会経済情勢の変化を背景に、
当初のコンセプトにもとづく事業継続は不可能となり、
会社として当該法人を清算し、
用地を取得して
公共目的の利用に供することとなった。

(中略)

府においては、
本年(2006 年)の 2 月に
公園的土地利用に向けて
整備していく考えを打ち出したが、
今なぜ公園的土地利用か、
民間購入など民活の手法も含めて
今一度みきわめをすべきという指摘や、(p.1)

(中略)

㈱泉佐野コスモポリスが清算され、
平成 10 年 4 月の臨時議会において
多目的な公園的土地利用を
中長期的に検討するという前提で議決を受け、
公共目的の利用に供することとなった。(p.3)

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/2082/00000000/teigen.pdf

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