【梁瀬次郎】「(株)日本テレビジョン」を設立。(日本初のテレビCM製作会社)

(1952年)

高橋

TCJの設立は,
昭和27年(1952年)だと思う。

その設立前の昭和25年~26年,
梁瀬次郎氏が渡米した折,
ハワイでジョン田中氏(設立後常務取締役)を紹介され,
日本で総合的な番組製作会社を作り,
日本のディズニーを目指す事を提案され,
方法として,

「テレビジョンを中古で安く輸入,販売し,資金を作り,
アニメーションと実写のスタジオを作る」

というプランに乗ったのが始まりでしょう。

当時,梁瀬自動車の社長は,
次郎氏の父君・長太郎氏で
大反対しましたが,
次郎氏が強引に進めた様です。

新しい文化を造るという意味で
三井八郎右門氏を初め,
古川,安田,大沢など
旧財閥当主の方々を中心とする応援を得て
設立されました。

しかし,テレビセットの販売も,
途中関税の引き上げなどもあり,
コストが高くなって売れず,
資金の調達どころか回収もあぶなくなり,

スタジオ用地として買っていた御殿山の土地は
東通工(現在のソニー)に,

撮影機材,照明機材などは,TBSに
買い取ってもらい,

昭和28~29年頃には
資本金を半額に減資し
ピンチを切り抜ける事が出来た様です。

以上の様な設立経過ですが,
どうもジョン田中一派に利用され,
だまされた様です。

テレビセットなど
すべての機材は彼らの手から,
田中氏を通して輸入し,多額の金を支払い,
そして彼らは大儲けしたとの事です。

http://www.kyoto-seika.ac.jp/researchlab/wp/wp-content/uploads/kiyo/pdf-data/no26/ono.pdf

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