からくりの歴史（1.04版）

馬鈞が明帝（曹叡）の命により「指南車」を製作する(0235年)

shinto1014 — 2016-04-27T21:51:48+0900

出展：「西田明夫摩訶不思議図鑑ーからくりおもちゃ・オートマタ西田明夫木工細工の世界ー」（有馬玩具博物館）
※書内では「1800年前」「卑弥呼のいた時代」との記載だったため、Wikipediaの「指南車」記載から作成者、年代を補足

中国の国家の創立者である黄帝・軒轅（けんえん）が「指南車」を戦に用いる(0000年)

shinto1014 — 2016-04-27T21:36:45+0900

出展：「人形の文化史ーヨーロッパの諸相からー」（香川檀）
※「指南車」は常に南を指し示す車のこと
※黄帝の時代はWikipediaによると紀元前2510年から紀元前2448年。当該年表では紀元前入力出来ないようなので年代は仮表示

徳川吉宗統治下の幕府が、民衆の気晴らしの必要性を意識し、見世物やからくり分野に対する研究を許可する(1721年)

shinto1014 — 2016-04-27T21:16:49+0900

出展：「人形の文化史ーヨーロッパの諸相からー」（香川檀）

津田助左衛門が機械仕掛けの時計の構造を解析し、同様の物を製作する(1598年)

shinto1014 — 2016-04-27T21:12:46+0900

出展：「人形の文化史ーヨーロッパの諸相からー」（香川檀）

イエズス会の司祭フランシスコ・ザビエルが大内義隆に機械仕掛けの時計を献上する(1551年)

shinto1014 — 2016-04-27T21:11:30+0900

出展：「人形の文化史ーヨーロッパの諸相からー」（香川檀）

斉明天皇統治下の日本で「指南車」が製作される(0658年)

shinto1014 — 2016-04-27T21:09:59+0900

出展：「人形の文化史ーヨーロッパの諸相からー」（香川檀）
※「指南車」は古代中国の黄帝がつくらせたという、常に南を指し示す車のこと
※「日本書紀」に記載があるとのこと

田中久重（からくり儀右衛門）、筑後久留米のべっ甲細工師の長男として生まれる(1799年)

shinto1014 — 2016-04-25T21:35:53+0900

出展：「人形からくり」（立川昭二）

戦争の激化を受け、この年の東照祭を最後に山車からくりが自粛中止となる(1937年)

shinto1014 — 2016-04-25T21:30:03+0900

出展：「人形からくり」（立川昭二）
※昭和二十年の戦災により、山車は倉ごと灰になり失われた

初代玉屋庄兵衛が林和靖車（伝馬町）の鶴のからくりを作る(1722年)

shinto1014 — 2016-04-25T21:26:08+0900

出展：「人形からくり」（立川昭二）

大野弁吉、コレラにより死去する(1870年)

shinto1014 — 2016-04-25T21:21:48+0900

出展：「人形からくり」（立川昭二）

大野弁吉、妻ウタの郷里である加賀国大野へ移り住む(1831年)

shinto1014 — 2016-04-25T21:16:51+0900

出展：「人形からくり」（立川昭二）

佐々木薫（または義時）（後の大野弁吉）、京都五条通りの羽子細工師の子として生まれる(1801年10月)

shinto1014 — 2016-04-25T21:11:59+0900

出展：「人形からくり」（立川昭二）

七代目玉屋床兵衛、逝去する(1988年05月)

shinto1014 — 2016-04-25T20:37:20+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

京都で竹田からくりの流れを汲む人形師であった初代玉屋庄兵衛が名古屋へ移住する(1734年)

shinto1014 — 2016-04-25T20:32:49+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

高階正守（七代目玉屋庄兵衛）が誕生する(1923年)

shinto1014 — 2016-04-25T20:30:34+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

八代目玉屋庄兵衛が名古屋の若宮大通りに「からくり時計塔」を作る(1989年01月08日)

shinto1014 — 2016-04-25T20:17:38+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

高山祭の屋台（山車）にからくりが導入される(1781年)

shinto1014 — 2016-04-24T21:08:06+0900

※天保年間（1781年から1889年頃）の出来事
出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

田中久重銘の「弓射り童子」（東野進による修復済）が日本機械学会で公開される(1991年03月)

shinto1014 — 2016-04-24T20:49:50+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

田中久重が佐賀藩の精煉方（現代で言う理化学研究所）で模型機関車を作り上げる(1855年)

shinto1014 — 2016-04-24T20:44:59+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

田中久重が京都四条烏丸に「機巧堂」店舗を構える(1852年)

shinto1014 — 2016-04-24T20:40:19+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

大阪万博に復元した「茶運人形」が展示される(1970年)

shinto1014 — 2016-04-24T20:34:39+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

立川昭二が「からくり」を出版する(1969年)

shinto1014 — 2016-04-24T20:30:08+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

早稲田大学理工学部の学生と立川昭二らが「機巧図彙」をもとに「茶運人形」の再構成に成功する(1967年04月)

shinto1014 — 2016-04-24T20:29:03+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

明治天皇が山田笛褒の「かむろ人形」を台覧し、「明治の左甚五郎」と激賞する(1878年)

shinto1014 — 2016-04-24T20:25:22+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

筑波で開催された「第二回ロボットにおける計測と制御に関する国際シンポジウム」にて、立川昭二が「からくりー江戸のロボットー」という講演を行う (1992年11月11日)

shinto1014 — 2016-04-24T20:17:09+0900

出展：「甦えるからくり」（立川昭二）

一時途絶えていた竹田からくり芝居興行が再現される(1999年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:55:08+0900

和暦：平成十一年
出展：「大ロボット博」図録

桐生で江戸時代から続く竹田からくり芝居興行が行われる(1961年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:53:46+0900

和暦：昭和三十六年
出展：「大ロボット博」図録

浅草で竹田縫之助がからくり見世物興行を行う(1894年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:52:03+0900

和暦：明治二十七年
出展：「大ロボット博」図録

からくり見世物がアメリカ興行する(1866年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:50:09+0900

和暦：慶応二年
出展：「大ロボット博」図録

大野弁吉、ゼンマイ仕掛けの蛙を製作する（自著「一東視窮録」に図解）(1853年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:49:17+0900

和暦：嘉永六年
出展：「大ロボット博」図録

田中久重が国産機械時計の万年時計（万年自鳴鐘）を製作する(1851年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:47:01+0900

和暦：嘉永四年
出展：「大ロボット博」図録

田中久重、久留米でからくり上演する(1820年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:43:58+0900

和暦：文政三年
出展：「大ロボット博」図録

滝沢（曲亭）馬琴が京都で寛永期の遊女吉野太夫の遺品、蟹のからくりを見学する(1802年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:42:31+0900

和暦：享和二年
出展：「大ロボット博」図録
出展：「人形の文化史ーヨーロッパの諸相からー」（香川檀）
※その際のことを著書「著作堂一夕話」に残しているとのこと
※蟹のからくり（オートマタ）は吉野太夫が西洋人から送られた物と考えられる

饅頭屋店頭で、客寄せにゼンマイ仕掛けの人形が用いられる(1800年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:39:32+0900

和暦：寛政十二年
出展：「大ロボット博」図録

「摂津名所図会」にオランダ人が武田からくり芝居を見学した図と記事が現れる(1798年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:37:18+0900

和暦：寛政十年
出展：「大ロボット博」図録

土佐の細川半蔵が「機巧図彙」を刊行する(1796年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:32:43+0900

和暦：寛政八年
出展：「大ロボット博」図録

森島中良が「紅毛雑話」を刊行する(1787年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:30:40+0900

和暦：天明七年
出展：「大ロボット博」図録

太田南畝「半日閑話」に江戸浅草奥山のカラクリ見せ物の記事が現れる(1769年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:25:48+0900

和暦：明和六年
出展：「大ロボット博」図録

常陸国谷田部に、茶運び人形や時計塔を造った飯塚伊賀七が生まれる(1762年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:22:13+0900

和暦：宝暦十二年
出展：「大ロボット博」図録

人形細工師初代庄兵衛、京より名古屋城下の玉屋町に移住する（2007年現在、玉屋庄兵衛は九代目）(1734年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:19:57+0900

和暦：享保十九年
出展：「大ロボット博」図録

多賀谷環中仙が武田からくり芝居の図解本「機訓蒙鑑草」を刊行する(1730年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:14:17+0900

和暦：享保十五年
出展：「大ロボット博」図録
出展：「人形の文化史ーヨーロッパの諸相からー」（香川檀）
※書内には28種のオートマタについて解説されていた、とのこと

武田近江（出雲）、名古屋三条小鍛冶車の山車からくり人形を製作する(1707年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:10:11+0900

和暦：宝永四年
出展：「大ロボット博」図録

竹田出雲と近松門左衛門の合作人形浄瑠璃「用明天皇職人鑑」にからくり仕掛けが用いられる(1705年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:08:27+0900

和暦：宝永二年
出展：「大ロボット博」図録

井原西鶴、茶運び人形の句を作る（茶運ぶ人形の車はたらきて）(1675年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:03:20+0900

和暦：延宝三年
出展：「大ロボット博」図録

大阪道頓堀で竹田出雲が、からくり芝居の初興行を行う(1662年)

shinto1014 — 2016-04-17T23:00:51+0900

和暦：寛文二年
出展：「大ロボット博」図録

名古屋東照宮の祭りにからくり仕掛けの山車、橋弁慶車が出る(1620年)

shinto1014 — 2016-04-17T22:59:20+0900

和暦：元和六年
出展：「大ロボット博」図録

「老人雑話」に秀吉と秀頼が参内のときに、銭を入れると這う人形をもらった、という記述が現れる(1598年)

shinto1014 — 2016-04-17T22:55:09+0900

和暦：慶長三年
出展：「大ロボット博」図録

宮中の出来事を記した「看聞御記」に『鐘を打ち、舞うからくり人形』の記述が現れる(1421年)

shinto1014 — 2016-04-17T22:53:20+0900

和暦：応永二十八年
出展：「大ロボット博」図録

この頃成立の「今昔物語」24巻に高陽親王が人形を創る、とある（我が国最古9世紀前後のからくり人形の記事）(1106年)

shinto1014 — 2016-04-17T22:51:16+0900

和暦：嘉承一年
出展：「大ロボット博」図録

からくりの歴史（1.04版）

馬鈞が明帝（曹叡）の命により「指南車」を製作する(0235年)

中国の国家の創立者である黄帝・軒轅（けんえん）が「指南車」を戦に用いる(0000年)

徳川吉宗統治下の幕府が、民衆の気晴らしの必要性を意識し、見世物やからくり分野に対する研究を許可する(1721年)

津田助左衛門が機械仕掛けの時計の構造を解析し、同様の物を製作する(1598年)

イエズス会の司祭フランシスコ・ザビエルが大内義隆に機械仕掛けの時計を献上する(1551年)

斉明天皇統治下の日本で「指南車」が製作される(0658年)

田中久重（からくり儀右衛門）、筑後久留米のべっ甲細工師の長男として生まれる(1799年)

戦争の激化を受け、この年の東照祭を最後に山車からくりが自粛中止となる(1937年)

初代玉屋庄兵衛が林和靖車（伝馬町）の鶴のからくりを作る(1722年)

大野弁吉、コレラにより死去する(1870年)

大野弁吉、妻ウタの郷里である加賀国大野へ移り住む(1831年)

佐々木薫（または義時）（後の大野弁吉）、京都五条通りの羽子細工師の子として生まれる(1801年10月)

七代目玉屋床兵衛、逝去する(1988年05月)

京都で竹田からくりの流れを汲む人形師であった初代玉屋庄兵衛が名古屋へ移住する(1734年)

高階正守（七代目玉屋庄兵衛）が誕生する(1923年)

八代目玉屋庄兵衛が名古屋の若宮大通りに「からくり時計塔」を作る(1989年01月08日)

高山祭の屋台（山車）にからくりが導入される(1781年)

田中久重銘の「弓射り童子」（東野進による修復済）が日本機械学会で公開される(1991年03月)

田中久重が佐賀藩の精煉方（現代で言う理化学研究所）で模型機関車を作り上げる(1855年)

田中久重が京都四条烏丸に「機巧堂」店舗を構える(1852年)

大阪万博に復元した「茶運人形」が展示される(1970年)

立川昭二が「からくり」を出版する(1969年)

早稲田大学理工学部の学生と立川昭二らが「機巧図彙」をもとに「茶運人形」の再構成に成功する(1967年04月)

明治天皇が山田笛褒の「かむろ人形」を台覧し、「明治の左甚五郎」と激賞する(1878年)

筑波で開催された「第二回ロボットにおける計測と制御に関する国際シンポジウム」にて、立川昭二が「からくりー江戸のロボットー」という講演を行う (1992年11月11日)

一時途絶えていた竹田からくり芝居興行が再現される(1999年)

桐生で江戸時代から続く竹田からくり芝居興行が行われる(1961年)

浅草で竹田縫之助がからくり見世物興行を行う(1894年)

からくり見世物がアメリカ興行する(1866年)

大野弁吉、ゼンマイ仕掛けの蛙を製作する（自著「一東視窮録」に図解）(1853年)

田中久重が国産機械時計の万年時計（万年自鳴鐘）を製作する(1851年)

田中久重、久留米でからくり上演する(1820年)

滝沢（曲亭）馬琴が京都で寛永期の遊女吉野太夫の遺品、蟹のからくりを見学する(1802年)

饅頭屋店頭で、客寄せにゼンマイ仕掛けの人形が用いられる(1800年)

「摂津名所図会」にオランダ人が武田からくり芝居を見学した図と記事が現れる(1798年)

土佐の細川半蔵が「機巧図彙」を刊行する(1796年)

森島中良が「紅毛雑話」を刊行する(1787年)

太田南畝「半日閑話」に江戸浅草奥山のカラクリ見せ物の記事が現れる(1769年)

常陸国谷田部に、茶運び人形や時計塔を造った飯塚伊賀七が生まれる(1762年)

人形細工師初代庄兵衛、京より名古屋城下の玉屋町に移住する（2007年現在、玉屋庄兵衛は九代目）(1734年)

多賀谷環中仙が武田からくり芝居の図解本「機訓蒙鑑草」を刊行する(1730年)

武田近江（出雲）、名古屋三条小鍛冶車の山車からくり人形を製作する(1707年)

竹田出雲と近松門左衛門の合作人形浄瑠璃「用明天皇職人鑑」にからくり仕掛けが用いられる(1705年)

井原西鶴、茶運び人形の句を作る（茶運ぶ 人形の車 はたらきて）(1675年)

大阪道頓堀で竹田出雲が、からくり芝居の初興行を行う(1662年)

名古屋東照宮の祭りにからくり仕掛けの山車、橋弁慶車が出る(1620年)

「老人雑話」に秀吉と秀頼が参内のときに、銭を入れると這う人形をもらった、という記述が現れる(1598年)

宮中の出来事を記した「看聞御記」に『鐘を打ち、舞うからくり人形』の記述が現れる(1421年)

この頃成立の「今昔物語」24巻に高陽親王が人形を創る、とある（我が国最古9世紀前後のからくり人形の記事）(1106年)

井原西鶴、茶運び人形の句を作る（茶運ぶ人形の車はたらきて）(1675年)