10月 小山田退院

(1989年10月)

入院中、小沢がお見舞いに行き二人でやろうという話がまとまる。小山田は病室(タバコをこっそり吸っていたら怒られ、喫煙所にベッドを持って行かれる)でブライアン・バートンルイスと邂逅し仲良くなる

小山田
「最初ほんと『解散しようかな』って言ってたんだけど。
その頃は『レコード出してラッキー』みたいな感じで。
僕は入院してて関係ないんだけどさ、残された人たちの間では
何かこうぐしゃぐしゃあったんだよね。

病院に小沢が来て『あいつらはこうで……』 とか言ってさ(笑)。
それで残りの人が来て『あいつはああなんだよ』 とか言って。
一応、僕が仕切ってきた人間だから
『俺そういうのやだから、もうやめよう』とか言ってたんだけど」
(ROCKIN' ON JAPAN 1994年1月号)

また、別のインタビュで小沢はこう語っている。

小沢
「乱入っていうつもりはなく、『お手伝いしますよ』って気持ちなんだけど、
小山田がせっかく仕切ってるとこに入ってきてヘンにしちゃってる
っていう風に元から居た人たちには見えたんじゃないかな」
(ROCKIN' ON JAPAN 1994年4月号)

小山田
「でも、よく考えたら僕はやりたいようにやりゃいいんだっていうか、
僕がこういうことを続けてくのに必要な人間っていうのは
小沢だなって思ったんだよね。

こういう音楽を作るんだったら小沢と一緒にやるのが楽しいから。
だから、ほんとは1回解散して小沢と新しくバンドを
組んだみたいなもんなんだけどね」
(同上、1月号)

コメント