経済学年表 http://pastport.jp/user/wildeplant/timeline/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E5%B9%B4%E8%A1%A8 経済学史 ja-JP マルクス『資本論』(1867年) <p>ドイツ古典哲学の集大成たるヘーゲルの弁証法の批判的継承、古典派経済学の批判を通じて、資本主義的生産様式、剰余価値の生成過程、資本の運動諸法則を明らかにした。全3巻(全3部)。サブタイトルは「経済学批判(a critique of political economy)」。<br /> 1867年に第1部が初めて刊行され、1885年に第2部が、1894年に第3部が公刊された。第1部は、マルクス自身によって発行されたが、第2部と第3部は、マルクスの死後、マルクスの遺稿をもとに、フリードリヒ・エンゲルスの献身的な尽力によって編集・刊行された。<br /> 「第4部」となる予定だった古典派経済学の学説批判に関する部分は、エンゲルスの死後、カール・カウツキーによって公刊されたが、『資本論』という表題に関する版権の問題、カウツキーの「独自の見解」などにより、『資本論』第4部としてではなく『剰余価値学説史』の表題で刊行された。<br /> 本書は、マルクスの友人だったヴィルヘルム・ヴォルフに「高潔で勇敢なプロレタリアートの前衛」という献辞とともに捧げられている。</p> 2011-06-03T18:49:40+0900 http://pastport.jp/user/wildeplant/timeline/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E5%B9%B4%E8%A1%A8/event/EoyZriPCgxh wildeplant http://pastport.jp/user/wildeplant/timeline/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E5%B9%B4%E8%A1%A8/event/EoyZriPCgxh#comments http://pastport.jp/user/wildeplant/timeline/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E5%B9%B4%E8%A1%A8/event/EoyZriPCgxh アダム・スミス『国富論』(1776年) <p>『国富論』の大部分はヒュームやモンテスキュー、そして重農主義者チュルゴーといった思想家によって既に確立された理論の焼き直しと言われるものの、市場とそこでおこなわれる競争の重要性に着目することによって、近代経済学の基礎を確立した名著であることに変わりはない。「見えざる手」という言葉は、この著の第四篇第二章で1回使われているだけにもかかわらず、非常に有名である。この文句の意味は、個人による自分自身の利益の追求が、その意図せざる結果として社会公共の利益をはるかに有効に増進させるというものであった。<br /> 労働を富の源泉としたスミスは、労働価値説の基礎を築いた理論家でもあり、労働投入量が価格を左右するという考えはリカードやカール・マルクスに支持された。またスミス以前の低賃金論に反対して、その成員の圧倒的多数が貧しい社会が隆盛で幸福であろうはずはないとして高賃金論を展開した。</p> 2011-06-03T18:17:22+0900 http://pastport.jp/user/wildeplant/timeline/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E5%B9%B4%E8%A1%A8/event/pBS59e3I938 wildeplant http://pastport.jp/user/wildeplant/timeline/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E5%B9%B4%E8%A1%A8/event/pBS59e3I938#comments http://pastport.jp/user/wildeplant/timeline/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E5%B9%B4%E8%A1%A8/event/pBS59e3I938