電電公社から民営化し特殊会社NTTとして創業

(1985年04月01日)

日本電信電話株式会社法により日本電信電話公社を民営化し日本電信電話株式会社が設立(但し特殊会社)。
1985年をもって、日本の通信市場は自由競争の時代に突入した。それまでは国内通信は日本電信電話公社によって、国際通信はKDDによって独占されていたが、新規事業者による通信事業への参入が可能になったのだ。

電電公社は民営化され、4月1日に株式会社となった。これが日本電信電話(NTT)である。NTTの初代社長には電電公社の総裁を務めていた真藤恒氏が就任した(写真)。

民営化時点のNTTは、31万3600人もの従業員を抱える“マンモス企業”だった。初年度の売り上げは5兆1340億円だったという。

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