【2020新作時計】コルム「アドミラル」コレクション
(2022年10月13日)コルムコルムの「アドミラル」コレクションより、新作モデル3型8種類が発表された。既存モデルのデザインコードを受け継ぎつつも、サイズやカラーリングなどそれそれに独自の進化を遂げている。
「アドミラル」コレクションとは
コルムの「アドミラル」は、ブランド創立の5年後である1960年に誕生した、同社を代表するコレクションだ。特徴は国際海洋信号旗を採用したインデックスと、ヨットのナットを模した12角形のベゼル。このコレクション名の元となったのは、2003年まで開催されていた外洋航海ヨットレース「アドミラルズカップ」だ。なお、コレクションのデビュー当時は「アドミラルズカップ」のモデル名で販売され、防水性能付きのスクエアケースにローマ数字のインデックスという、今とは異なる古典的なデザインだった。特徴的なベゼルやインデックスを採用したのは、1983年のデザイン刷新以降となる。
アドミラル レジェンド 38
コルム「アドミラル レジェンド 38」Ref.A082/04048
自動巻き(Cal.CO 082)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS×ブルーPVD(直径38mm、厚さ9.3mm)。5気圧防水。88万円(税別)。2020年4月下旬発売予定。
今回発表された「アドミラル レジェンド 38」は、ケース径38mmと日本人の腕になじみやすい小ぶりなサイズ。センターセコンドと3時位置の日付表示で、シンプルな時計に仕上がった。ベゼルには18Kローズゴールドを使用。深い海を彷彿とさせるブルーとのコンビネーションが、エレガントな雰囲気を醸し出している。
このブルーのカラーリングは、「ガンブルー」という愛称で知られた1983年発表のモデルにインスピレーションを得たものだ。オリジナルに施されていたベゼル上の刻印はあえて取り除き、ミニマルな美しさを追求。カラフルなインデックスはそのままで、「アドミラル」らしさも忘れていない。
アドミラル レジェンド 42
ブラックとネオンカラーのコンビネーション
カラーリングはブルー、レッド、イエロー、グリーン、オレンジの5種類をラインナップ。このうちグリーンとオレンジのモデルは完全予約販売となっている。
新しい「アドミラル レジェンド 42」では、このコレクションの特徴のひとつである、国際海洋信号旗をモチーフにしたインデックスに手を加えている。ブラックを基調に鮮やかなネオンカラーでアクセントをきかせることで、全く違った印象の時計に仕上げたのである。インデックスのデザインとケースフォルムは変わらず、「アドミラル」コレクションのアイデンティティを受け継いでいる。
コルムの製品開発部門はこの型破りな新作に対しこのようにコメントしている。「主な目的は、シルバーカラーのステンレススティールや、ゴールドケースなどのいわゆる定番のデザインに留めることなくく、トレンディな時計を提案することにより、人々の時計に対する固定概念を壊し、新しい価値観をつくることです。さらに、アドミラルコレクションに受け継がれてきたデザインコードの既成概念をも打ち破りたいと考えました」
コルム「アドミラル レジェンド 42」
自動巻き(Cal.CO 395)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS×ブラックPVD(直径42mm、厚さ10mm)。5気圧防水。世界限定各100本。予価67万円(税別)。2020年7月発売予定。
ブロンズケースでエイジングを楽しむ
コルム「アドミラル レジェンド 42」
自動巻き(Cal.CO 395)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。ブロンズ(直径42mm、厚さ10mm)。5気圧防水。予価67万円(税別)。2020年6月発売予定。
もうひとつの「アドミラル レジェンド 42」は、ケースとベゼルにブロンズ素材を採用したヴィンテージな雰囲気漂うモデル。コレクション名の由来となった過酷なヨットレースに挑む人々のように、大海原へと乗り出す冒険者のスピリットを表現した。
ダイアルは果てしなく広がる海を思わせるネイビーブルーと、ブロンズとも相性の良いマリングリーンの2種類。どちらも同色のアリゲーターストラップを備え、上品な印象へと仕上げた。ケース全体とベゼルには特別なサテンブラッシュ仕上げを施し、全体が均一にエイジングされるよう配慮されている。ブロンズ素材の醍醐味ともいえる経年変化を、存分に楽しむことができるだろう。
コルムコピー
http://www.ginzaweb.com
http://nikki.cmaker.jp/nikki/index/copybibirope
http://tblo.tennis365.net/copybibirule/
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