銀座メゾンエルメス フォーラムで“馬と人の関係を紐解く”写真家シャルロット・デュマの展覧会

(2022年10月26日)

エルメス エルメス(HERMÈS)は、「ベゾアール(結石)」シャルロット・デュマ展を、2020年12月29日(火)まで、銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催する。

動物と人との共存を再考

銀座メゾンエルメス フォーラムで“馬と人の関係を紐解く”写真家シャルロット・デュマの展覧会|写真1

シャルロット・デュマは、アムステルダムを拠点に、現代社会における動物と人との関係性をテーマとした作品を発表してきた写真家だ。騎馬隊の馬や救助犬など、人間と密接に関わり合っている動物たちの姿を、20年にわたり撮影してきた。

「ベゾアール(結石)」シャルロット・デュマ展では、近年のデュマの映像作品3点を中心に、エルメスのメゾン史にも深く関わる“馬”に関連したオブジェや写真作品、史料を展示する。

“馬”の姿を通して自然や生命と向き合う

展覧会のタイトルにもなっている「ベゾアール」とは、動物の胃や腸の中に形成される凝固物のこと。医学的な現象からできた石であることが証明されている一方、その存在は古くから“解毒効果を持つ魔法の石”として、お守りや神秘的な想像と結びつくことも多かった。本展では、動物と人との共存の証ともいえる「ベゾアール」、そしてデュマが撮影した馬の姿を通して、自然の中で生きる人間の在り方を問う。

多彩な角度から“自然と対話する”きっかけを提示

銀座メゾンエルメス フォーラムで“馬と人の関係を紐解く”写真家シャルロット・デュマの展覧会|写真9

また、デュマが協働を続けるテキスタイルデザイナー・キッタユウコによる藍染めの布を用いたインスタレーションや、建築家・小林恵吾と植村遥による会場構成にも注目。「自然や生命について見つめ直す」というコンセプトを、デュマとはまた違った角度から提示する。
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