魔女の宅急便

(1989年07月29日)

『魔女の宅急便』(まじょのたっきゅうびん、Kiki's Delivery Service)は、スタジオジブリ制作の日本の長編アニメーション作品である。アニメーション映画として1989年7月29日から東映系で公開された。

原作は角野栄子の児童書(児童文学)『魔女の宅急便(第1巻)』。監督は宮崎駿。

宮崎駿が監督を務めたスタジオジブリの長編映画としては史上初の他者原作作品であり、宮崎が次の他者原作作品である『ハウルの動く城』の監督に就くまで15年間に渡って唯一の作品であった。

これまでジブリを支えてきた徳間書店に加え日本テレビがスポンサーに付き、テレビCMなど広告宣伝面にも力が入れられた結果、配給収入21.5億円と前作『となりのトトロ』の3倍以上を記録した。主題歌には、荒井由実の楽曲を採用した。

また、1978年公開の『さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち』の記録を抜いて日本の劇場用アニメ映画の興行記録を更新した。英語版作品名は"Kiki's Delivery Service"。

日本テレビで2年に1回ほどの割合で『金曜ロードショー』で再放送されている。

(毎日映画コンクール・アニメーション映画賞)

コメント