5:00 1号機の原子炉内の温度が229度まで低下。7時に炉内圧力が0.4メガパスカルとなり、設計値を下回った。

(2011年03月24日)

10:00
3号機タービン建屋地下でケーブルを敷設する作業を行っていた3人が、40~50分の間に173~180ミリシーベルト被曝した。深さ約15cmの水があり、うち2人は長靴ではなく、普通の作業靴だったため、くるぶしまで水につかった。水たまりの表面で400ミリシーベルト/時が検出され、数週間から数か月後にベータ線による熱傷の症状が出る恐れがあることから、福島県立医大病院に搬送された。 水たまりに含まれる放射性のヨウ素やセシウム、コバルトなどの合計の放射能は運転中の原子炉内の水の約1万倍にあたる約390万 ベクレル/cc(0.105 キュリー/l)で、損傷した燃料棒から放出された核分裂生成物である可能性がある。足に浴びた放射線量は、2〜6シーベルトと推計された[133]。なお、3名のうち搬送された2名は関電工の20代後半と30代前半の男性社員で、残る1名は同社の下請けの30代前半の男性。この作業には放射線管理員は同行していなかった。

10:25
東京電力は、1階南放水口付近で採取された海水から、基準値の103.9倍のヨウ素131が4.2ベクレル/cc検出されたと発表。

11:30
1号機中央制御室の照明が点灯。

14:36~17:30
4号機にコンクリートポンプ車で約150トンの注水を行った。

コメント