シャネル、最新オートクチュールのテーマは「絵画」。女優マーガレット・クアリーがマリエを着用!
(2023年04月12日)シャネル(CHANEL)が2021-22年秋冬オートクチュールのインスピレーション源に選んだのは、ベルト・モリゾやエドゥアール・マネなどフランスの絵画。手仕事を感じさせる刺繍と、優しい色彩で観客を魅了した。 ※シャネル 2021-22年秋冬オートクチュール コレクションを全て見る。
シャネル(CHANEL)の2021-22年秋冬オートクチュール・コレクションの会場は、ガブリエル・シャネルの回顧展が開催中(※7月18日まで延長)の「ガリエラ宮パリ市立モード美術館」の中庭https://www.forkopi.com/ ブランド コピー 少数のゲストを招いたフィジカルなショーが開催された。
「黒や白の、1880年代スタイルのドレスを身にまとったガブリエル・シャネルのポートレートを改めて目にしたとき、すぐに絵画が思い浮かびました」
ヴィルジニー・ヴィアールがそうコメントするように、今回のテーマは「絵画」だ。ベルト・モリゾ、マリー・ローランサン、エドゥアール・マネなどフランスの画家の作品に見る、繊細な感性と甘美な色彩感覚をコレクションで再現。一方で、黒いボウをアクセントにした白いサテンドレスなど、絵の中に描かれた女性の装いも見られた。
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「神は細部に宿る」という言葉があるように、シャネルのオートクチュールではディテールにストーリーが描かれている。スパンコールを施したツイードコートは、印象派の絵画のように絵筆のストロークを幾重にも重ねたように仕上げ、クロード・モネが愛した「睡蓮」の刺繍を施したドレスも登場。手仕事を感じさせる刺繍、心を解くような優しい色彩がモノトーンの会場を彩っていく。
「冬の灰色の中にある色彩を眺めるのが好きなのです」と語るヴィアールhttps://www.forkopi.com/b-chanel.html シャネル 偽物 春夏シーズンにも似た明るいムードのコレクションは、彼女が憧れる情景が反映されているのだ。
シャネル、最新オートクチュールのテーマは「絵画」。女優マーガレット・クアリーがマリエを着用!
そして、オートクチュールのショーの最後に披露されるマリエは、メゾンのアンバサダーであるアメリカ人女優、マーガレット・クアリーが着用。サテンの生地をたっぷりと使い、長袖とロング丈で仕立てたシンプルなドレスは、世界恐慌後の30年代を彷彿とさせるスタイルだ。ペールピンクのようにも見え、安らぎを表したかのような花嫁の姿は、ゲストの表情を微笑みに変えるほどの魅力がある。
現在、回顧展では約350点の作品を通して、ガブリエル・シャネルの「エレガンス」の軌跡を辿ることができる。そして同じ場所で、「新しいエレガンス」が後継者のヴィアールによって語られることはなんとも感慨深い。チャンスがあれば、この回顧展に足を運んでみたい。
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