【金融庁に直撃!】エクシア合同会社(EXIA、旧エクシアジャパン)の真相とは?

(2021年04月)

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エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)について調べていると、”金融庁に認められている”と書いている記事をいくつか目にすることもあると思います。

金融庁に認められていると私たち投資家にとっては安心材料になりますよね。

しかし正確にいえば、エクシア合同会社が金融庁に認められているわけではなく、子会社であるエクシア・アセット・マネジメント株式会社が金融商品取引業者として金融庁に認可されているに過ぎません。

これだけを聞くと不安を覚える方もいらっしゃるとは思いますが、エクシア合同会社が金融庁に登録していないことには理由があります。

そこで今回は、エクシア合同会社が金融庁に登録しない理由を明記した上で、金融庁の監視がない事で私たち投資家にはどのような影響があるのかについて詳しく解説していきます。

さらに、私が金融庁にエクシア合同会社について直撃した内容も記載しているので、興味がある方はぜひそちらも参考にしてみてくださいね。

エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)自体は金融庁に認可されていない
エクシア合同会社(旧エクシアジャパン)自体は金融庁に認可されていない
先ほど述べたように、エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)自体は金融庁に認可されていません。

それでも第二種金融商品取引業の免許を保有しているエクシア・アセット・マネジメント株式会社を子会社化しているため、間接的ではありますがエクシア合同会社も間接的には金融庁の監視下にあると言えるでしょう。

ここで第二種金融商品取引業について解説しておきます。

◆第二種金融商品取引業とは
金融商品取引法とは信託受益権の売買、売買の媒介、募集の取扱い(媒介)など、又は、ファンドの自己募集、募集の取扱い(媒介)などを業として行うこと。
引用:日本証券業協会

第二種金融商品取引業の免許を取得すれば、HPなどから自己募集がきるようになります。エクシア合同会社が公式HPから出資者を募集していないのは、第二種金融商品取引業者ではないためですね。

なおエクシア合同会社のように社員権を発行し、合同会社をファンド的に活用している事は第二種金融商品取引者の免許がなくても問題ありません。

ただしエクシア合同会社自体が金融庁の参加にない以上、万が一倒産するようなことがあると金融庁が入ることができず、投資したお金を取り戻すことができなくなる可能性があります。

それでも子会社が金融庁に認可されているということは、投資家である私達に安心感を与える材料となるのではないでしょうか?

ちなみに子会社であるエクシア・アセット・マネジメント株式会社は第二種金融商品取引業の他にも3つほど金融庁の登録資格を得ています。詳しくは財務局出典の下記の表を見てみてください。

エクシアアセットマネジメントは第二種金融商品取引業者
引用:関東財務局HP
エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)は貸金業に登録済み
エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)は貸金業に登録済み
エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)は貸金業者として財務省(東京都)に貸金業の登録を受けています。

ここで貸金業がどのようなものか説明しておきます。

◆貸金業とは

貸金業とは,金銭の貸付け又は金銭の貸借の仲介を業として行うこと。貸金業を行う事業者は、必ず国または都道府県知から貸金業登録を受けていないと営業ができません。

エクシア合同会社は本社が東京にある為、貸金業の届けを東京都知事に出しています。

以下の「金融庁公式HP登録貸金業者情報検索」からエクシア合同会社が貸金業への登録を行っている事がしっかりと確認できました。

エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)貸金業者登録情報
引用:金融庁HP

貸金業者に登録するためには、財務局に必要書類提出に加えて組織図や社内規定なども開示する必要があります。その後通知が金融庁にも届き、財務省・金融庁の両者に登録されます。

エクシア合同会社は主にシンガポール法人である「エクシア・プライベート・リミテッド」へ貸付を行い、そこで運用した収益を得ています。

つまりエクシア合同会社が「業として」貸金業を行っていることから、貸金業者として登録しているわけです。

確かにエクシア合同会社が貸金業の登録を行っているからといって、私達投資家が守られるとまではいきませんが、エクシア合同会社の金融庁や投資家への姿勢は評価できますね。

金融庁に電話で直撃してみた
エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)について金融庁に電話で直撃してみた
それではエクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)について金融庁はどのように思っているのでしょうか?

東京の一等地での大きな看板広告や、電車内広告で有名になっているエクシア合同会社の存在を金融庁が知らないわけありませんよね。

金融庁は専門家ではないため、これ以上個別の内容には回答できないとのことでした。

結論として、エクシア合同会社の現在の会社運営や出資者の募集方法については違法性がないと確認できたといえるでしょう。

私個人的な印象としては、金融庁は自分たちが認可していない金融機関や金融商品については注視しつつも、法律の範囲内での事業であれば口を出すつもりはない、という姿勢であると感じました。

金融庁の仕事は多岐に渡りますが、日本の金融機関を守ることや投資家や出資者を守ることも大切な仕事です。

そのためエクシア合同会社のように、金融庁に認可されていない会社に投資することはあまり良くは思っていないようです。

金融庁の立場を考えれば仮に詐欺などに遭った場合、金融庁に苦情を言われても困るわけですし、当然の姿勢といえばそうかもしれませんね。

金融庁の監視がないことで得られる2つのもの
金融庁の監視がないことで得られる2つのもの
実はエクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)が直接金融庁の監視を受けていないことは、私たち投資家にとっては好条件ともいえます。今回は下記2つの観点から見ていきたいと思います。

手数料が安い
高利回りの維持
それぞれについて詳しくご説明します。

手数料が安い
金融庁の資格を取得するには膨大な時間と費用が必要です。

なぜなら、資格を取得する上で必要となるモニタリングや提出書類、ガバナンス、コンプライアンス、監査などにかなりの人的コストが必要とされるからです。

そのため、エクシア合同会社がもしも第二種金融商品取引業や投資運用業などの資格を取得すると、私達投資家は、高い申込手数料や管理手数料を支払うなどの可能性が考えられるでしょう。

高利回りの維持
エクシア合同会社が金融庁の監視下に置かれた場合、今のような高い利回りを保持することは困難になると考えられます。

金融庁としては極端に高い利回りの金融商品に対し、規制をかけることがあるのです。その理由は大きく2つあります。

まず1つ目は、利回りが高い商品は同時にリスクが高い商品であり、このような商品は投資家に与える損失も大きくなる可能性も考えられます。

つまり投資家を守る目的から、利回りが高くリスクが高い商品については規制をかけることがあるのです。

そして2つ目ですが、他の金融機関を守る目的から極端に高い利回りの金融商品に規制をかける可能性が考えられます。

エクシア合同会社への投資は年で約30~40%ほどである一方で、日本の金融機関が販売している株式投資型の投資信託は、年で約3〜7%ほどといったところです。

この2つの商品を比べてどちらが投資先として魅力的に映りますでしょうか? おそらく多くの方がエクシア合同会社への投資だと思います。

もちろんリスクはありますが、高い利回りを求めてエクシア合同会社への投資に興味を持つ人が増えると、低い利回りの商品しか扱えない金融機関から顧客が流れることが予想されますよね。

日本の金融機関を保護する役目を担う金融庁にとって、このような金融機関の中で一極集中するような状態はなるべく避けたいと考えます。

これら2点を踏まえれば、エクシア合同会社があえて金融庁から認可を受けずに運営しているおかげで、私たち投資家は毎月高い配当を期待できているということが理解できますよね。

ただし、いくらエクシア合同会社が金融庁から直接監視されていないからといって、詐欺などやりたい放題できるわけではありません。

子会社とはいえ、第二種金融商品取引業の免許を保有している親会社の動きを注視していることが金融庁への電話でも確認できました。

また、合同会社では義務ではない決算報告書も出していることや、法律顧問などの専門家も付いていることを考えれば公正性を担保しているといえるでしょう。

まとめ
大きなお金を投資する上で、エクシア合同会社が金融庁の直接の監視下に無いことにやはり不安を感じる方もいるでしょう。

しかし繰り返しになりますが、エクシア合同会社の会社運営や募集方法については合法です。さらに、金融庁の監視下にない事がエクシア合同会社の強みでもある高い配当率に繋がっています。

私は約5年間エクシア合同会社に投資を続けていますが、今のところ特に問題なく運用できていますよ。

この辺りの詳しい話については面談の時にエクシア合同会社の社員の方が説明をしてくれるので、その話を聞いて自分で投資の判断をするのがいいかと思います。

この記事では書ききれないこともまだまだありますので、エクシア合同会社と金融庁との関係性をもっと知りたい方は、以下の問合せフォームからお問い合わせください。

お問い合わせ頂くと、私にメールが届きやり取りすることも可能です
https://assetformation.info/2020/11/27/exia-goudoukaisya/

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