あのポエムが生まれる

(2008年09月)

エアーリア充ブログから、今も語り継がれる迷ポエム「零れた頬の光」が誕生する。

~零れた頬の光~
こんばんは最愛の人今日も貴方の傍に私はいます
彼女は最近所々日常の記憶が飛んでしまうこんな馬鹿なことが現実で本当に起こるのかそれは映画の中の話だけだと思っていた
私はショックだった彼女は私と行動をしたことを全く覚えていない
何度もメールや電話を俺にしてきた彼女あきらかに助けを求めていた
それは彼女が予感していた記憶消失の危機を必死に私に伝えたかったからなのかもしれない
私は今彼女の寝ている傍でこの日記を書いている彼女は彼女は・・・
横たわる彼女の左腕は傷だらけだった彼女自身でのみ認識可能な客観的外傷彼女の記憶が飛んだ中でも認識できる
唯一の客観的事実そして安静にしている今彼女は意識が朦朧としながらもベッドの上で上半身を起こし
しかし目は閉じたまま朧気に食事を欲する言葉を呟いた
ただ白米が食べたいのだというその要望に応え

ピンクのマグカップに白米を入れスプーンとともにそっと渡してあげた

しかし箸が使いたかったようだ箸を替わりに渡した彼女は目を閉じながらもふらふらとおぼつかない利き手を使い
ボロボロと飯粒をベッドの上に落としながら口へ運ぶ自分で食べたいのだと言う全てを食べ終わらないうちに倒れこみ
落ちていた白米が彼女の左耳についてしまう固まらないうちにそれをとってあげる
彼女は苦悩を顔に出すまいと隠し、それでも私を心配させまいと精一杯苦しみに耐えて、その疲労で目を閉じたまま
横たわりながら飯粒を噛んで静かに寝入ったその顔は安らぎとはまた異なった理不尽な不幸に疲れ切った静かで無垢な顔だった
静寂の闇が彼女を包んでいるその姿を見て私は泣いた涙がとまらなかった彼女が寝ている傍で何度も謝った
「ごめん…何も出来なくて…(涙)」

※なお、この数日後に彼女は遠くへ旅立ち(という設定)
そのさらに数日後、そんな出来事もすっかり忘れて焼肉を食べに行った模様。

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