最初の風力発電装置ができる デンマーク P・ラクール

(1891年)

平成22年度
特許出願技術動向調査報告書(概要)
風力発電 特許庁

現在の風力発電の基礎を築いたのは、デンマークのP・ラクールであるといわれている。
彼は、1891年に最初の風力発電装置を作り、1897年には、直径22.8mの大型風力発電装置を設置している。
得られた電気は、水の電気分解に利用し、酸素ガスと水素ガスを生成しタンクに貯蔵し、ガス灯の燃料として用いた。
さらに、1902年頃にはAskov町の全電力を供給した。