6基の洋上風力の建設に着手 実証実験 東大他

(2013年)

福島沖に洋上風力発電所計画 政府、復興支援の目玉に
フジサンケイ ビジネスアイ 9月13日(火)8時15分配信
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福島県沖の浮体式洋上風力発電のイメージ(写真:フジサンケイビジネスアイ)
政府は、福島県沖で海上に浮かべる「浮体式」と呼ばれる方式で世界初の大規模洋上風力発電所を建設する計画を固めた。2011年度第3次補正予算案に実証試験のため6基を建設する予算の一部を要求、年内にも事業者を公募する。事業者には三菱重工業、IHI、富士重工業、三井造船、清水建設など重工、建設会社に加え、東京大学など10社・団体以上が産学連携で参画。20年に約30万キロワットの発電能力を目指す。建設やメンテナンスなどで現地の雇用確保や風車の部品メーカーも誘致して産業振興にもつなげ、復興支援策の目玉の一つに位置づける。