アルゼンチンのインプサ 65MWの風力発電所稼働

(2014年)

IDB、ラテンアメリカの風力発電プロジェクトに1億5000万ドル融資
2011年11月20日 ecool.jp
ブラジル北東部ペルナンブコ(Pernambuco)州スアペ(Suape)にある子会社Wind Power Energiaの風力タービンの製造工場(2011年4月4日撮影)。(c)ecool.jp/ExclusivaBR
米州開発銀行(IDB)は、アルゼンチンのエネルギー事業大手インプサ(IMPSA)が手掛ける、ブラジルとウルグアイの風力発電プロジェクトに1億5000万ドルを融資する。

インプサのブラジル子会社ウインドパワー・エネルギア(Wind Power Energia)は、ブラジルで3カ所、合計481メガワット、ウルグアイで1カ所、65メガワットの風力発電所建設を計画している。プロジェクト総費用は約14億ドルで、2014年までの稼働を目指す。完成すれば、年間約59万5000トンから68万トンの二酸化炭素排出を削減できると予想される。

またIDBはインプサの水力・風力タービン製造工場のエネルギー効率監査への技術的支援も実施し、生産時のエネルギーコスト削減や温室効果ガス排出削減をサポートする。IDBは、ラテンアメリカ地域での再生可能エネルギー拡張を進めており、今回のような融資によって同地域の再生可能エネルギー分野の成長促進を図る。