世界風力エネルギー協会 COP17で京都議定書の44%相当の削減が見込める推計を発表

(2012年)

削減効果は議定書の44%分 急拡大の風力、日本は遅れ

米カリフォルニア州の風力発電基地。風力発電は地球温暖化対策として期待されている(ロイター共同)

【ダーバン(南アフリカ)共同】風力発電の世界的な急拡大を受け、2012年には京都議定書が定める先進国全体の削減目標の44%に相当する温室効果ガス削減効果が見込めるとの推計を、業界関係者による世界風力エネルギー協会(GWEC)が1日、南アフリカの気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)の会場で発表した。

中国やインドが伸びる一方、日本は導入の遅れが鮮明。記者会見したソイヤー事務局長は「福島第1原発事故を踏まえて日本のエネルギーの歴史が書き換えられることを期待する」と話した。

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