紀元前2700年:古代音楽:シュメール人により音程が認識される

(0000年)

古代音楽(Ancient music)~紀元前2700年のイラク。
メソポタミア文明時代の遺跡からハープに似た楽器、断片化した少なくとも3つのライアーが発見された。
さらに同じ時期、エーゲ文明の洞窟から二人の大理石製の石像が発見された。そのひとりは立った姿でダブルフルートを演奏し、
もう一人は座って三角形のライアーもしくはハープを演奏していた。
メソポタミア文明からシュメール人の手により誕生したライアーはハープにように複数の弦をもつ弦楽器であり、
音程の調節が必要とされるため、この時期の人々は音程、または音律をハッキリと認識したと考える。
紀元前2104年にこの地で大洪水が起こるが西洋宗教の最初の預言者であるノア(Noah)が箱舟を作ったとされるが
筆者は実在すれば紀元前2100年に第二の預言者であるアブラハムもイラクのウルで生まれたと推測する。
なお、メソポタミアでは紀元前2334年に君主サルゴンによりこの地での最古の国であるアッカド帝国が誕生する。
その後、紀元前2119年にウル・ナンムによって、ウル第三王朝が建国されていく。
他にもこの時代、文化、文明が伝承、発達されるとともに国家が各地で形成される。
中国では紀元前1900年ごろに中国の史書に記された最古の夏王朝が夏后氏禹によって誕生する。
ペルーではアンデス文明がインドではインダス文明がそれぞれ誕生する。
https://youtu.be/JU4QRxsZhjg

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