紀元前3100年:古代音楽:葛天氏により歌舞が発明される
(0000年)古代音楽(Ancient music)~紀元前3100年の中国。日本がはっきりと形成された縄文時代。
古代中国神話に登場する神・伏羲の号を称する黄河文明の都市皇帝・葛天氏が歌舞を発明したとされる。
葛天氏の氏族の歌は千人で合唱して万人を和し、山を震動させて川を沸き立たせたと『史記』に記されていることから、
人の声音を重ねることで自然界を制御したらしいことが窺える。
表意文字が中国で誕生したのもこの時代だと思われる。
また、神・伏羲の号の元の紀元前3300年の皇帝・太昊伏羲氏の妻、または妹と思われるのちの女帝・女媧氏が笙簧を発明したといわれている。
ちなみに中国における記録で最古の人物は神とされている紀元前4000年ごろの三皇の1人である盤古氏だが、
この時代は皇帝といえども、まだ中国では国が存在していなかった。
世界に目を向けると、エジプトで紀元前4000年に象形文字が発明され、
各地で紀元前3000年ごろには家畜、農耕、戦争があり、文明が誕生したとされる。
最も古い文明と思われるのがエジプト文明、筆者は人類史上最初に記録されている人物はエジプトの神のルーツであるヌン(Nun)と考える。
ヌンは実在していれば紀元前9000年ぐらいの街の統治者であり、ヌンは統治者の号として代々受け継がれたと推測する。
エジプトの創造の神、ラー(Ra)とアトゥム(Atum)も実在するならば紀元前5000年頃の別々の都市の王様だと筆者は推測する。
エジプトでは紀元前3500年頃にスコルピオン1世が都市国家の最初のファラオ(王)になり、
その後の紀元前3125年にナルメル王により世界最古の国家である統一されたエジプト王国が誕生する。
文明はさらに中国の長江文明、黄河文明、イラクのメソポタミア文明と誕生する。
西洋宗教における創造主でありアダムを創造した神とされるヤハウェ・エロヒムは
実在すれば紀元前4000年頃にメソポタミアの都市の王だったのではないかと筆者は考える。
その名は号として歴代の王が引き継いだのではないかと推測する。
アダムとイヴも、実在すればこの地にいたと考えられるが時期は紀元前3000年頃と考える。
また楔形文字も同地でこの頃に発明されたと思われる。
さらに文明はギリシアのエーゲ文明と誕生していく。
それぞれの土地で音楽が生まれたことが想像できる。
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