紀元前582年:古代音楽:ピタゴラス(Pythagoras)
(0000年)古代音楽(Ancient music)~紀元前582年のギリシヤ。
ピタゴラスは宇宙の調和についての知識の根本として"天球の音楽"を研究した。
どのようにして弦が空気を震わすのか、どのようにして倍音が奏でられるか、ある倍音と他の倍音の数学的関係はどうのようなものか…などである。
ピタゴラスが鍛冶屋の様々な金槌の音を聞いて、その金槌の重さの比率から協和音程が単純な整数比に基づく事を発見したという伝説に由来した音律、「ピタゴラス音律」が誕生する。これは周波数の比率が2:3の音程、すなわち純正な完全五度の積み重ねに基づく音律である。古代中国の三分損益法による十二律と基本的に同じものである。
この頃のインドでは紀元前500年頃に仏教の開祖である釈迦が誕生したとされる。
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