モンクレールCEOの奥さんが手掛けるブランド。他にはない珍しい柄にひと目惚れ!

(2022年12月02日)

決して高価なシャツではありませんが、お直しして着続けるほどお気に入り!

生産の現場を見つめ続けるとともに、自身で幾度となくイタリアを訪れて飛び込みで開拓。たくさんの身銭を切ってサルトで仕立て、知見を広げてきたファッションディレクターの諸澤 泉さん。知識と経験に基づき、たくさんの服を手に入れてきた諸澤さんが、中でも思い入れが強くて捨てられなかったアイテムをご紹介する企画の第5回目は、コースト(COAST)の花柄シャツです。「かつて一世を風靡したコースト ウェーバー アハウス(Coast+Weber+Ahaus)は、1999年にイタリア・ミラノで誕生したブランドでhttps://www.moncler.com/ モンクレール 創業者兼デザイナーはフランチェスカ・ルッフィーニ(Francesca Ruffini)さん。

ちなみに、フランチェスカさんの旦那さん、レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)は、あのモンクレール(Moncler)の会長兼CEOです。ブラウス、シャツのラインがCoast、ジャケットとパンツのラインがWeber、トップスやニットのラインがAhausで、3つのラインがひとつのブランドとなってCoast+Weber+Ahausになったと記憶しています。モンクレールじつは結構 花柄が好きで、ベージュジャケットのインナーに着たりなんかするんですが、この柄やカラーリングは珍しかったので、当時ひと目惚れして買いました。あとで調べてみると、彼女の義父ジャンフランコ・ルッフィーニ(Gianfranco Ruffini)さんも大のプリント好きで、メンズウェア界におけるプリントの先駆者に数えられるデザイナーだったそうです。

1970年代にはニューヨークで立ち上げた自身のブランドでいわゆるディスコシャツを数多く作ったり、その後も自身の名を冠したブランドを立ち上げては活躍しhttps://vogcopy.net/brand-39-c0.html モンクレール コピー インスピレーションの源だった数千冊もの本のコレクションを彼女に遺したと聞くと、この珍しい柄が誕生したのにも納得できます。

柔らかくて肌触りも良いので、モンクレール買った当時はもっとズドンとしたシルエットだったんですが、身体に沿うようにお直しして、いまだに袖を通しています。他にも花柄シャツはたくさん買ってきているはずなんですが、ここまで長く残してあるのは、これとあと数枚。決して高価なシャツだったわけではないんですが…、やはり色と柄が気に入っているんでしょうね」。

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