例大祭 神輿渡御中止

(1945年05月)

「府中町新宿馬場組合」(故田中敏夫氏保管、ただし、現在は行方不明)より

(故)渡辺紀彦元奉賛会会長・大祭委員長の府中市史談会会報記事による

「附記 大東亜戦争、本年度ハ戦局熾烈緊迫ニ伴ヒ、神社総代会ノ決議ニ依リ神輿渡御ハ中止セラレ四日月番ノミヲ以テ神輿ヲ御石原ニ鎮座祭典ノ式ヲ執行シ、六日朝輿堂ニ納メタリ」

※月番とは、町内会で、月毎の担当を決めたもの。特に、五月の例大祭は、他の月に比べて大変なので、四月・五月の月番が合同でその役にあたった。これが、今の「年番」という名称の元。本来、年番は、今で言う総代。ただし、年毎に変わった。

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