ブラジルの石油大手「OGX」が会社更生手続、南米最大規模

(2013年11月05日)

ブラジル・リオデジャネイロに本拠を置く石油・ガス採掘大手「OGXペトロレオ」は、10月30日付でリオデジャネイロ州の裁判所へ会社更生手続を申請したことが明らかになりました。

2007年に設立の同社は、世界的にも知名度の高いブラジルの資産家「エイク・バチスタ」氏による企業グループの中核会社で、ブラジル最大規模の石油・天然ガス採掘会社として事業を展開していました。

しかし、多額の資金調達により積極的な資源開発を進めたものの、生産量が当初の想定を大幅に下回るなど業績が悪化すると、期限を迎える利払いの資金繰りが困難となったことから、負債削減を目指し今回の措置に至ったようです。

2013年6月末時点の負債総額は約106億レアル(約4650億円)で、南米における過去最大規模の経営破綻となる見通しです。

-不況.comより引用-

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